教団は分派団体の活動に対して責任をもつべき
ある意味、これは正体(教団名)を隠して伝道をされて旧統一教会の教義を信じて入信した者が、分派へ移行しまったための悲劇といえます。
私も辞めてから数年後に、教団本部のやり方に疑問をもっているかつてアベル(教団の上司)だった方から、「〇〇さんのグループ(分派)に来ないか」と誘われたこともあります。
教団のなかでは、常に伝道とお金集めが叫ばれており、心が疲弊しているなかで、統一原理が心の奥にしみこんでいる現信者らは、心を許したアベルから分派団体に誘われる懸念は十分にあるわけです。
つまり、統一教会の信者ゆえに誘われるのです――(この記事はメルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』2023年6月14日号の一部抜粋です。続きは、ご登録の上お楽しみください、初月無料です)
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image by: Robert Granc, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で
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