中国の若者層50%が失業か。不動産バブル大崩壊で危機に直面する隣国

 

中国は危機を作るために、台湾中間線を越えて、多数の中国軍戦闘機が台湾側にたびたび飛行させているし、台湾海峡を航行中の米艦艇に妨害したりもしている。そして、頼清徳副総統が米国に立寄ったことへの対抗措置として、大規模な演習を実施するという。しかし、台湾側は冷静に対応していることで、危機が作りにくい。

このため、南シナ海で中国領土を拡張する動きで、フィリピンやベトナムと摩擦を起こしている。中国は危機が必要であるので、自国領土を拡大させる必要がある。

尖閣諸島に対しても、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入を繰り返し、日本漁船に接近しようとする。海上保安庁の巡視船が領海外へ出るよう警告というように、危機を作り出す可能性がある。

中国経済が大減速することは、すなわち、第3次世界大戦に向かってしまう可能性を秘めている。徐々に進行していた世界戦争へのティピング・ポイントが近いように見える。累積した戦争への要因が一気に悪い方向に向かう可能性がある。

この大戦争への準備のために、バイデン米大統領は18日、ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで岸田文雄首相、韓国の尹錫悦大統領と会談し、3カ国の首脳会談を年1回開催するとし、また機密情報を迅速に共有するため、日韓と新たなホットラインを開設するとした。対中戦争の共同防衛のためだ。

日本の防衛費増額なども台湾海峡での戦争に対応するべく増強し、日米韓の連携も強化する方向である。戦争の時代に対応するしかない。

それと、中国のミサイルが日本に取っては脅威であり、日本と米国が極超音速兵器迎撃ミサイル「GPI」の共同開発を行うとした。

一方、中ロを中心に北朝鮮、イラン、シリアなどの非人道的政権が連携するのは確実で、民主陣営を固めて対抗していくが、中立的なグローバル・サウスでも仲間を増やすことも必要である。

米ハワイ州マウイ島の山火事など、地球灼熱地獄化が止まらない。スペイン・カナリア諸島のテネリフェ島でも、山火事が発生し、当局が「制御不能」と訴えている。また、カナダ北部ノースウエスト準州政府は、山火事が迫っているとして、オーロラ観光で知られるイエローナイフの住民約2万人に避難命令を出した。

台風の強さや雨による洪水の多さや戦争の危機や世界経済がおかしくなっていることなどの複合的な事象が、ヨハネの黙示録の記述している事と同じになってきた。

今後、世界は大戦争時代になると見た方が良い。私が中学時代から座禅をしているが、そのとき見た様相が、徐々に現実化している。

このコラムを始めた切欠も、この座禅で見た様相にならないことを願って行ったので、非常に心配な状況になったと認識している。

この記事の著者・津田慶治さんのメルマガ

初月無料で読む

print
いま読まれてます

  • 中国の若者層50%が失業か。不動産バブル大崩壊で危機に直面する隣国
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け