梅村君が提案している「ファンつきジャケット」は1着1万円するので、予算が足りない。たつの市には4000人の児童がいるので、みんなに配ったら4000万円になってしまう。
さらに調査したところ、たつの市のかばんメーカー「セイバン」には、「ランドセルを涼しくする『冷感パッド』」が発売されていることがわかりました。
教育委員会が「セイバン」さんの相談すると、「背中に保冷剤を入れるタイプを開発中。これならかなり涼しく背負える」とのことでした。
そして、今年7月3日、市内の全小学生にランドセル用「保冷パット」を配布し終えたのです。
山本市長は、梅村君に会いにいきました。その時の感想は、「その笑顔を見て本当に私もうれしかったしホッとしましたわ。子供との約束を守れたなということがね」
市長に願いをかなえてもらった梅村君は。
「うれしい。ちょっとでも(みんなが)楽になるかな」
この話、いかがでしょうか?子供の声を真剣に聞き、問題を解決するために努力した
- たつの市の山本市長、
- 教育委員会の皆さん、
- セイバンの皆さん
は実に立派です。そして、市長に手紙を書いた梅村君もとても立派です。
私は、なぜこの話をしているのでしょうか?10歳の子供が書いた一通の手紙で市政が変わることがある。私たち大人だって、変えたいことがあれば、市長でも県知事でも、総理大臣でも手紙やメールを書いたらいいのです。
市長さん、県知事さん、総理が山本市長のように立派な人であれば、すぐに変わる可能性もあります。もちろん、すぐに変わらない可能性もありますが。
でも、「こういう問題があります」「こういう解決方法があります」ということを、何かの形で伝えなければ絶対に変わりません。
だから、手紙を書きましょう。メールを送りましょう。日本を良くするために、何かアクションを起こしましょう。
梅村君が市政を変えたように、あなたの一通のメールが、国を動かすかもしれません。
ちなみに、岸田総理にメールをすることは簡単です。是非、「増税しないでください!」とメールしてください。ここから。
そして、「インボイス制度」でしんどくなる皆さんは、ここから反対の署名をしてみてください。
● 《#STOPインボイス》多様な働き方とカルチャーを衰退させるインボイス制度に抗議します
本日の出所はこちら。
● 【Mr.サンデー】小学生が市を動かした!涼しいランドセル物語【リアルストーリー】
(無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』2023年9月25日号より一部抜粋)
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