義父・古谷一行が亡くなったときの、嫁MEGUMIの“反応”
番組は中学1年生が学ぶ程度の英会話なのですが、何事にも歯に衣着せぬような発言をしてきたMEGUMIの出演におぼえた違和感といったら…。
国営放送ですからギャランティもそこそこですし、地上波バラエティの“ひな壇”の方がインパクトとしては絶対いいはずなのに…と、出演する意図が全く見い出せなかったのです。
昨年12月には『VOGUE JAPAN』で“密着初共演”ショットを披露した降谷とMEGUMIに、“何だかんだあってもうまくやっているのか…”とも思っていたのですが…。
もうひとつ、私の頭の中をMEGUMIの笑顔が掠めるようになったのは、グラビアアイドル時代のライバルと言われた1歳上の小池栄子の活躍ぶりです。
昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で北条政子を好演した小池は、放送後8社のクライアントとCM契約を結んだほどで(ニホンモニター調べ)、下世話な話ですが1本4,000万円として単純計算で3億2,000万円…この活躍がMEGUMIに刺激を与えたのでしょうか。
昨年8月、降谷の実父である古谷一行さんが亡くなりました。
自信が幼い時に両親の離婚を経験し母親に育てられたMEGUMIは、古谷さんに本当の父親のような感情を抱いていたと言われていました。
古谷さんの家の隣に新居を構えた息子夫婦に、古谷さんも「いや~いい嫁だ。凄くかわいいですね」と姑と嫁の相性も抜群でしたから、古谷さんが旅立った時のMEGUMIの憔悴ぶりは目に余るものがあったほどでした。
噂では結婚のきっかけになった長男を妊娠中から降谷の浮気、不倫が囁かれていましたが、息子のため、義父のために“ちょっとやんちゃなぐらいの方がおもしろい”と周囲には語っていたMEGUMI。
「今までありがとう。世話になったな…ゴメンな…」
そんな古谷さんの声が聞こえたような錯覚に思わず捉われました…。
プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」