解説
元米国国家安全保障担当補佐官が、「日本は有事で台湾側につく」立場を明確にしておくべきだと言っているのです。
しかしながら米国はしたたかです。
バイデン大統領は2021年の就任以来、このような「台湾を守る」発言を4回もしていますが、そのたびにホワイトハウスは発言を撤回しているのです。
最初はバイデン大統領の失言かと思いましたが、これだけ続くと台本が決まった漫才の掛け合いのような気もします。
我々は米国がこのような曖昧な姿勢を取り続けていることを認識しておく必要があります。
日本が断固とした姿勢を表明した後で、米国に梯子を外される可能性は十分にあるのです。
参照:
https://www.scmp.com/news/china/military/article/3241077/japan-urged-signal-early-it-would-be-part-taiwans-defence-war-beijing
https://indsr.org.tw/en/index
(この記事はメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』11月12日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をご登録ください)
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