専門家は、アルコール度数の高い泡盛焼酎の特性上、長期保存しても飲むには全く問題がないと説明している。アルコール度数が高ければ菌も生息できないため、酒が傷む可能性も落ちるからだ。
醸造工学専攻のリュ・チュンホ慶尚国立大学食品工学部名誉教授は14日、朝鮮ドットコムに「度数の高いウイスキーも30年経てばむしろ刺激的ではなく、スムーズに喉を通っていくのではないか」とし「該当泡盛焼酎も29年熟成され、むしろより柔らかい味を持つようになっているだろう」と話した。
ただし、リュ教授はLGチャンピオンズパーク宿舎の飼料室に保管されていた泡盛焼酎が本来の香りとは少し変わった可能性があると憂慮した。誤った保管方法のためだ。
LG野球団の関係者によると、初めて購入した焼酎は3本だったが、数年前に4リットルの壺1本に合わせて入れることになったという。蚕室(チャムシル)球場のLG球団事務所に保管されていた焼酎を利川(イチョン)に移す際、酒が少しずつ蒸発し、壺の上部にかなりの隙間ができていたことを知った後だ。現在、焼酎は壺の4分の3ほどまで減っている状態という。
リュ教授は「酒を一度開封して保管するのは良くない方法」とし「瓶にいっぱいいっぱい詰めて保管していたならよかったものを、壺に空間があればその空気によって酸化反応が進んでしまい、酒の香りが少し変わることがある」と残念がった。ただ「飲むのに問題はない」として「そばにいれば私も一度味わってみたい」と冗談をとばした。
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