「吉本興業は今年潰れる」立花孝志氏の予言は当たってしまうのか?

Osaka,Japan,-,3,June,,2014:,Nanba,Grand,Kagetsu,Theatre.
 

松本人志の性加害疑惑で大きく揺れる芸能界。そんな中にあって、吉本興業の倒産を断言する声があることをご存知でしょうか。今回のメルマガ『施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」』では著者の吉田さんが、政治家でユーチューバーでもある立花孝志氏のそんな発言を紹介。さらに立花氏の「予言」が絵空事ではない根拠を解説しています。

文明存続の尺度

2024年が明けてまだ間もないというのに日本国内は激烈だ。

元日に「令和6年能登半島地震」と命名された大地震。この地震の影響により、家屋倒壊や断水など甚大な被害が発生している。

岸田首相は4日の会見で、今、被災地は大変な状態なのに、この期に及んで憲法改正に向けた最大限の取組みを話している。

1月2日には、羽田空港事故が起こった。まるで映画のような展開にただテレビ画面を食い入るようにみてしまった。「嘘だろ、正月早々」と心の中で何度も叫んだが、災害や事故発生は日時なんか関係ない。

この事故は、警察が捜査することが通例となってきたために、原因究明に大きな支障をきたしてきたと指摘されている。

報道やSNS対しても「正確な情報のみを取り扱って」と求めていた。もう、テレビよりもネットの情報がより真実に近いがデマも多い。選別力が大事。

そして、1月3日には、「北九州の大火災」が起こった。

火災は4日午前4時ごろ鎮圧したという。アーケードの屋根が熱で溶け、鳥町食道街の看板が壊れている動画が痛々しい。結局、北九州・小倉の飲食店街火災は鎮圧し、35店舗焼けた。

同日、「JR秋葉原駅で通り魔事件」が発生。数人が刺された。

3日の23時ごろ、JR秋葉原駅に停車中の電車内で女が包丁を振り回したという。けが人は5人程度とみられ、うち男性2人は背中や胸を刺されたが、命に別条はない模様。刺した女は確保済み。

簡単にスマホをタップすれば、世界の様子が簡単にみることができる。何か嬉しいニュースあるかと思って探すが、ほとんどない。ニュースは残酷で悲観的であればそれだけタップされるから幸福報告は希少だ。

5日には、韓国・延坪島で住民に避難命令がでた。北朝鮮が島などに向け200発あまりの射撃を行ったという。

X(旧Twitter)を見て見れば、今度はカリフォルニア沿岸を強い波が襲っている画像が出てきた。

地元メディアが必死にその模様を伝えている。太平洋で発生した暴風雨が沿岸部に波と洪水を引き起こし、北カリフォルニアの複数の地域では避難命令が発令された。

一通り見ていて気になることがある。それが海外ニュースの機敏さ、正確さだ。BBCニュースでは、BBC記者が直接、輪島市に入って、煙がまだくすぶる朝市通りの火災現場から中継していた。なぜBBCがこんな報道ができるのに、日本のメディアはできないのか?

何年も前から言われている通り、日本メディアが劣化、幼稚化したからだと思った。羽田の衝突事故報道はレベルの差がより顕著になっていた。朝日新聞やTV報道は幼稚で感情的で真実を真実として正確に伝えられない。

日本に戦争報道がない事も理由で、9条という変なフィルターが真実・事実を客観的に伝える障害になっているのではないだろうか。

日本と米国の報道には良くも悪くもいくつかの違いがあるとおもう。

まずは、報道の量と質ではないだろうか。日本の国際報道は、過去30年で40%前後減少しており、アメリカ・中国・ロシア・朝鮮半島の話題が半分以上を占める場合すらあるという。

一方、米国の報道は確かに政治的信条によって異なり、保守系、リベラル系、穏健派と政治色を全面に出し、かなり偏った報道をすることがある。

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