岸田総理「政治刷新します」(嘘だよ♡本当は派閥大好きだよ♡)を速攻理解!自民党派閥解消レース真の狙い

 

世耕弘成と西村康稔、恥知らず会見のポイント

無罪放免されて一息ついた安倍派の幹部たちが、それぞれ記者会見した。

世耕弘成氏「秘書が私に報告しないまま政治資金収支報告書の簿外で管理していた還付金について受領していたことを把握することはできなかった」

西村康稔氏「こういう還付があることを私は把握してなかった。会長と事務局長の間で慣行として行われてきた。事務総長に就任した後、安倍会長から話があって還付金を意識するようになった」

二人とも、なんという白々しさだろうか。秘書が勝手に簿外で多額のカネを管理するはずがない。

キックバックについて会長と事務局長の間だけで話し合われてきたというなら、事務総長は何のために存在するというのか。

リクルート事件で高まった政治不信を払拭するため、自民党は1989年に「政治改革大綱」をまとめた。そこには「派閥解消」など党改革に向けた決意がはっきりと盛り込まれていた。

れわれは、派閥解消を決意し、分野を特定して活動するいわゆる族議員への批判にこたえ、さらに、党運営においては、人事・財政・組織の近代化をはかり、世界をリードする政策を立案・実行できる政党への脱皮をはかる。

この決意が実現していたら、今さら「政治刷新本部」を新たにつくって同じ議論を繰り返す必要などないはずだ。

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