福岡空港はアメリカ空軍の戦略に組み込まれている
さらに調べると、米空軍の基本原則をまとめた「AGILE COMBAT EMPLOYMENT」(迅速機敏な戦力展開)という戦略概念があることを知った。
この文書では、世界中に戦力を展開していた米空軍が、冷戦終結以来、その拠点を大幅に縮小してきた一方で、敵軍の情報・偵察・全領域の長距離射撃技術が進歩しているという事実に触れ、「ソビエトが冷戦時代の欧州の基地を危険にさらしたように、新しい兵器システムは、以前は聖域と考えられていた空軍基地を危険にさらしている」と書いている。
さらに、米国の財政的な問題で恒久的な空軍基地の設置は制限されているため、いかに敵の照準を難しくして、ジレンマをもたらすかが重要だとし、さまざまな機動方式や戦闘配置、物流について言及したあと、基地を分散することについて述べ、次のような事前の開発が必要だとしている――(メルマガ『小林よしのりライジング』2024年1月30日号より一部抜粋・敬称略。この記事の続きや、小林よしのり氏のゴーマニズム宣言・第522回「日本のサブカルが強い理由」、読者Q&Aコーナーなどメルマガ全文はご登録の上お楽しみください)
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