日本人が知らない「福岡空港」の凄い軍事力。極東有事で“敷地内の米軍”航空機動軍団は何をどう作戦するか?

 

福岡空港はアメリカ空軍の戦略に組み込まれている

さらに調べると、米空軍の基本原則をまとめた「AGILE COMBAT EMPLOYMENT」(迅速機敏な戦力展開)という戦略概念があることを知った。

この文書では、世界中に戦力を展開していた米空軍が、冷戦終結以来、その拠点を大幅に縮小してきた一方で、敵軍の情報・偵察・全領域の長距離射撃技術が進歩しているという事実に触れ、「ソビエトが冷戦時代の欧州の基地を危険にさらしたように、新しい兵器システムは、以前は聖域と考えられていた空軍基地を危険にさらしている」と書いている。

さらに、米国の財政的な問題で恒久的な空軍基地の設置は制限されているため、いかに敵の照準を難しくして、ジレンマをもたらすかが重要だとし、さまざまな機動方式や戦闘配置、物流について言及したあと、基地を分散することについて述べ、次のような事前の開発が必要だとしている――(メルマガ『小林よしのりライジング』2024年1月30日号より一部抜粋・敬称略。この記事の続きや、小林よしのり氏のゴーマニズム宣言・第522回「日本のサブカルが強い理由」、読者Q&Aコーナーなどメルマガ全文はご登録の上お楽しみください)

【関連】安倍晋三という“拠り所”を失ったネトウヨが分断&狂乱…まるで「主人を失った家畜」

【関連】ネトウヨの呪文「安倍さんは奇跡」。櫻井よしこの質問に百田尚樹が驚愕のアンサー

【関連】【有田芳生×小林よしのり Vol.1】テレ朝『モーニングショー』で統一教会と政治の関係を暴露も「全テレビ出演NG」にされた裏事情

image by: mayura benjarattanapakee / Shutterstock.com

小林よしのりこの著者の記事一覧

『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、新たな表現に挑戦! 気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、小林よしのりに関するWikipediaページを徹底添削「よしりんウィキ直し!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお届けします!

有料メルマガ好評配信中

  メルマガを購読してみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 小林よしのりライジング 』

【著者】 小林よしのり 【月額】 ¥550/月(税込) 【発行周期】 毎月 第1〜4火曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • 日本人が知らない「福岡空港」の凄い軍事力。極東有事で“敷地内の米軍”航空機動軍団は何をどう作戦するか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け