“カネに綺麗な自民党”は実在しうるか?
むろん、誰が総裁になろうと、自民党の金権体質が解消される保証はない。結党以来、カネが政治活動の拠り所となってきたからだ。
これほど党が危機に瀕してさえ、岸田首相にも、安倍派の幹部たちにも、捨て身になって旧来の政治を変えようという気迫は感じられない。
ANNが3月16、17日に行った世論調査では、「政権交代を期待する」が46%で、「自公政権の継続を期待する」の38%を上まわった。
党という“ムラ社会”のなかで、自分の身を守るのに汲々とする政治屋たちの姿に、国民がどれほどうんざりしているかが、ようやく数字になって表れてきたといえる。
野党が頼りないからこちらを選ぶという定番的な投票行動をあてにしていたら、自民党のその慢心は次の衆院選で木っ端みじんに吹き飛ばされるかもしれない。
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