小池百合子に水原一平容疑者との共通点。カイロ大学“主席卒業”と言い張る都知事に向けられる「なにか隠してるんじゃない?」という疑惑の目

 

東京の政治の一部が外国に握られるという大問題

竹山さん 「仮にですよ、もしこれが偽装だったとします。カイロ大学やエジプト政府に、知事が何かしらの手を回して卒業証書を作ったとする。そうなると、貸し借りの借りができますよね?となると、日本の政治、東京都の政治の一部を外国が握るということになりませんか?仮の話ですが、そうなるとこれ、えらい問題ですよ」

竹山さん 「小池さんの場合、他にも細かい問題が去年ぐらいからたくさん出て来てます。たとえば高校の無償化。これは親御さんにとっては凄く良いことでしょう。でもこれにも問題がある。東京都の高校に通う全生徒の30%は東京都以外から通学してますが、その子たちは無償化にならないんですよ。東京都に住んでる子どもだけしか無償化にならない。無償化するなら、神奈川県、千葉県、埼玉県とか、近県の知事らと足並みそろえて一斉にやらないと子どもたちの中で不公平が出て来ますよね。同じクラスメイトなのにって。そのため『結局は選挙のためじゃないか』という穿った意見を言う人もいます」

竹山さん 「都庁ビルでやった、よく分からないプロジェクションマッピング、あれ何十億円ですよ?他にも都政の会計を調べると『何の金なのそれ?』というのがいろいろと出て来る。そういうの全部、知事が悪いとは言いませんけど、そういう都政を続けて来た上での今回の学歴詐称の問題ですから、それはちゃんと追及しましょうよ。知事も何もないなら堂々とやりなさいと。結局ずっと疑惑が残ったままなんです」

竹山さん 「今回、元都民ファーストの事務総長だった小島さんが具体的に訴えているわけじゃないですか?100%小島さんが嘘をついているのか、本当にあった真実を言っているのか、どっちかでしょうね。でも、そんな嘘つく人います?という見方もある。他の証言者も出て来ている。こんな疑惑があるんだから、ちゃんとしないと、これ重大な問題ですよ。この重大な問題にメディアはちゃんと向き合わなきゃ、僕はダメだと思いますね。明日から東京15区が公示ですから、言いにくくなる。だから今日言いましたけど(笑)」

「小池さんは名誉卒業以外にありえない」という指摘も

…そんなわけで、続きましては、翌4月16日(火)のTBSラジオ『おはよう一直線』に電話出演した「ニャ~オ先生」こと紀藤正樹弁護士と生島ヒロシさんとのやり取りを文字起こししました。

紀藤正樹弁護士 「小池都知事の学歴詐称問題は、メディアがきちっと調査しないといけないですよね。前回はフェイスブックにカイロ大学のコメントが発表された時点でメディアは黙認してしまったけど、今回はそのフェイスブックにカイロ大学のコメント上げるに当たっていろいろ偽装工作をしたという方の証言なんですよね。つまり、前回の時にメディアがカイロ大学まで行き、知事がどのように卒業資格を得たのかを具体的に調べていれば、今回の問題はなかったんですね」

紀藤弁護士 「卒業資格というのは、日本の大学でもそうですけど、単位をすべて取らないと得られないものではなく、名誉卒業というものもあります。仮に知事が卒業していたとしても、実際にきちっと単位を取った正規の卒業なのか、それとも何らかの方法による名誉卒業のようなものなのかということもクリアにしないといけないと思います」

生島ヒロシさん 「いろいろ小池さんに関する本も読みましたけど、小池さんは名誉卒業以外にありえませんよね」

紀藤弁護士 「小池さんは名誉卒業の可能性が極めて高いケースだと私も思います。授業がうまく行ってなかったとか、なかなか単位が取れなかったという話が出てますから。そういう意味では、当時、他の日本人が周りにいなかった環境で、しかも先生と小池さんの親族が知り合いだったという関係性の中にあったわけですから、その可能性は高いと思います」

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