うわ、入りにくいなぁ…。入店のハードルをあげているディスプレイとは

 

ちょっとばかり極端な例ですが、この発想を持っているとディスプレイにも変化が出てくるはずです。

店頭で初心者のニーズにも応えられる工夫をする。

例えばグラインダーやドリッパーを一緒に飾ってみて、「こういう器具もあるんですよ」「だから気軽に入っていいんですよ」をアピールしてみる方法もあります。

すると、「私の需要に応えてくれそう」と伝わり入店/利用へのハードルが下がることもあり得るのです。

これはディスプレイだけではなくて、普段の接客にも活かせることですよね。

接客をしている時にお客様と会話をできていれば、お客様の持っている需要を知ることができます。

その需要に対して店側が(販売員が)応えられることがあるならば、積極的に伝えていくわけです。

その時点でお客様が知らないことは実は結構多くて、言われて初めて「そんなこともできるのか」と知るお客様もたくさんいます。

でもそこで知ってもらうことができれば、「次はそのために来てみよう」と利用の幅を広げることもできます。

お客様の持っている需要に対して、あなたの店はどんな応え方ができる店でしょうか?

じっくり考えて店づくりに活かしていきましょう。

今日の質問&トレーニングです。

1)あなたの店のお客様の需要で、普段の利用目的とは少し違う需要にはどんな需要がありますか?

2)その需要に応えられる店であるとアピールするためには、どんな方法が考えられますか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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