「逆張りが成り立つ」ことの面白さ。“厳しい”と思われがちな大箱総合居酒屋の客足を伸ばすメニュー展開とは?

 

■アイテムの絞り込み

最初の見開きと次の見開きにおいて、総合→専門への訴求は可能になります。

次がアイテム数の絞り込みです。

こちらは月替わりを入れると100アイテム程。グランド80と月替わり20なイメージです。

これを合わせて70アイテムまで一気に削減。

ABCランクのCの中で手間暇もかかり、原価もかかり、圧倒的な支持もないもの。

それを着実に減らしていく感じです。

本当は50アイテムまで減らしたいのですが、一旦は品揃えの豊富さとして訴求できる「70」まで減らした感じです。

グランド60と月替わり10なイメージです。

グランドに関しては上述の通り30アイテムを既に見開きで記載しているため、あと2つの見開きで残りをカテゴリー別に追加です。

この辺りで大箱としての今までの強みを活かしつつ、一旦次の競争に対応できる体制にはなると思います。

■更に次を考えると?

次は1組辺り人数が少ないお客様の獲得です。一旦今は動かないのですが、考え方としては下記となります。

大型宴会の集客

  • ぐるなび
  • ホームページとリスティング

基本的に大型宴会の獲得はこの2つ。メニューページや店内の魅せ方に関しても、宴会のしやすさを重視して作り込みます。

4-5名様の集客

  • 食べログ
  • SNS

基本的にはこの2つです。上述の商圏人口ですので、中心駅ならまだ食べログも活きるエリア。

予算的には月5万円から始めつつ、そのお客様に合わせた座席・メニューページを作り込んでいく形になります──(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2024年4月22日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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