これから君たちはどう生きるのか?成功者365人から聞く「心に刺さった言葉」

 

さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

大谷翔平が入部してきた時は、「先輩の雄星さんみたいになりたい」と言っていました。私は、夢というのは掲げたところより少し下で実現するような感覚があるので、「それでは雄星以下になってしまう。雄星を越えると言え」と指導しました。当時、雄星の投げる球は百五十五キロくらい出ていましたから、絶対に百六十キロ出せると暗示をかけましてね。ただ、実際に目標を書く時に、百六十キロと書いたら百五十八キロになってしまうと心配していたのですが、大谷はもう目標の立て方を心得てくれていて、百六十三キロと書いてありました(佐々木洋 花巻東高等学校硬式野球部監督)

麦は踏まれて強くなる(小嶺忠敏 長崎県立国見高等学校サッカー部総監督)

強い人が勝つとは限らない。すばしこい人が勝つとも限らない。「私はできる」そう考えている人が結局は勝つのだ!(ナポレオン・ヒルの成功哲学 黒岩功 ル・クログループオーナーシェフ)

辞めるんだったらいま辞めろ。いま辞めないんだったら生涯続けろ(桂歌丸落語家)

永い人生の中で、今は、今しかない。今を精一杯生きた者だけに、素晴らしい栄冠がある(塙昭彦 セブン&アイ・フードシステムズ社長)

何でも好きにやって独創力がつくのならチンパンジーには皆、独創力がある(糸川英夫先生の言葉 的川泰宣 JAXA名誉教授)

命とは君たちが持っている時間である(日野原重明 聖路加国際病院理事長)

母の教え

・負けてたまるかと自分に言いなさい

・語尾をはっきりしろ

・卑怯なことをするな

修業時代、いつも僕は思っていた。「人の二倍は働こう」「人が三年かかって覚える仕事を一年で身につけよう」ってね。下積みの期間をできるだけ短くして、早く一人前の仕事がしたかったから(道場六三郎 銀座ろくさん亭主人)

嫉妬しているうちは福は回ってこない(小出義雄 佐倉アスリート倶楽部社長)

若い子向けだからでしょうか。やたらと「母の教え」が目立ちましたが、感動エピソード満載の一冊です。

中高生のお子さん、お孫さんがいらっしゃる方は、ぜひプレゼントしてあげてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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