タワマン20代女性刺殺、51歳おじの「殺意」を日本はどう受け止めるのか?パパ活界隈で再注目「りり学」の光と闇

2024.05.09
by 東山ドレミ
 

キモおじが“知恵”を身につけたとき「本当の地獄」がはじまる?

一方でこの「りり学」は、一部のパパ(おじさん層)からも注目されている。

敵を知り己を知れば百戦危うからず、というわけで、パパ活詐欺対策マニュアルとしてぜひ読みたいというニーズがあるのだという。おじさん側がまったく己を知れていない印象は否定できない。

それはともかく、パパ活女子とおじの双方がしのぎを削り、騙し騙されの技術を高め合えば、やがて核の抑止力のような、相互確証破壊のような状態が生まれるのだろうか?

「なるほど、そういう見方もできなくはありません。でも個人的には、おじ側が“悪知恵”を身につけて、手が付けられないほど凶悪化する展開を危惧しています。女性への復讐で殺人まで決意できるおじは量刑のこともあって少ないでしょう。でも、たとえば、東京メトロ白金高輪駅で起こった“硫酸ぶっかけ”は、たかだか懲役3年6カ月でした。騙されたおじ側がこの“コスパ”に目をつけた場合、日本社会は大混乱に陥るはずです」(前同)

想像するだに恐ろしい未来だ。パパ活詐欺の巧妙化や世界一とも言われる日本の中高年男性の孤独感に、私たちはどう向き合えばいいのだろうか。

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image by: west_photo / shutterstock.com

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