ではもう一歩先のやり方とはどうするかと言うと、ネット上に出ている情報にプラスして、「だから〇〇」と伝えるのです。
ネット上の情報は必要最低限になっていること実は少なくありません。
例えば洋服の商品ページなんかだと、素材やサイズの詳細、どんなデザインなのかなどの情報はある程度載っていますし、コーディネートの提案も出てきます。
しかしそれによって目の前のお客様にどんなメリットがあるかは実はあまりわからない。
また、実際の商品を見て初めて分かるようなこともやっぱりあまりわかりません。
ここは接客をしている販売員だからこそ伝えられることでして、「だからお客様にとっては〇〇なんです」とメリットを伝える接客をしたり、実際に商品を触りながらだからこその情報を伝える接客はできるんですね。
こういう情報にこそお客様は価値を感じ、購買意欲が刺激されます。
「貴重な〇〇産のコットンを使っている」という情報がWEBで見られるのなら、
「だから触ってみてもらえると分かる通り、]こんなに滑らかな質感なんです」という接客のイメージです。
これもWEB上で書かれていることの証明をする接客になりますが、お客様には実感(体感)が生まれるので良さが伝わりやすくなります。
お客様のニーズや情報を知っていれば、その商品の情報から繋げて、「こういうニーズだから、この商品がこんなに活躍する」という接客もできますよね。
この接客の中にWEBの情報を取り入れることによって、販売員が口で言うだけの情報とは違った説得力や納得感を生み出すことができるわけです。
せっかく店頭でWEB情報を活用した接客をするのであればさらにもう一歩、販売員がいるからこその接客をやっていきましょう。
今日の質問&トレーニングです。
1)店頭での接客でWEB情報を活用すると、販売員側とお客様側にとってどのようなメリットがありますか?
2)本文のような接客をするとしたら、自店ではどんな情報を伝えられますか?
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