メモ書きまでも「丁寧に書く人」は、なぜ今いち成長しないのか?

 

例えば僕はワークをやってもらう時によく、「消さないでください」と伝えます。

書いたものをいちいち消す時間も無駄ですし、思ったことをパッと書いて「違ったな」と感じたことでも、その時点での自分の頭の中が可視化されているために参考になったりヒントになることは少なくありません。

そうしてとにかく出していくことがトレーニングになるわけです。

周りから「字が汚い」とか言われようが、それが目的ではないのですから関係ありませんよね。

お恥ずかしい話かもしれませんが、僕が接客を見ている時のメモ書きは信じられないくらい汚いです。

たまーにロープレコンテストの後にスタッフの方から「メモを見たい」と言われて見せることがあるのですが、その時も何を書いてあるかわからないとよく言われます。(苦笑)

でもそれは僕がわかれば良いわけで、感じたことを書けていれば良いだけです。

丁寧に書かなければいけない時はちゃんと書きますし、自慢じゃありませんが僕はこう見えて小学生時代には硬筆のコンクールで6年間続けて賞をとり続けてますから!(情けない自慢)

話が思いっきりそれましたが、特にトレーニングをするような時や発想を展開させたいという時などは注意をしておきましょう。

丁寧に書くべき時とそうではない時とはちゃんとありますし、それは目的次第で変わってくるものです。

多分これって書く行為ばかりではなく、様々なことに通じる話ですね。

ちなみに毎回お届けしている「今日の質問&トレーニング」でもやっぱり同じことが言えます。

これを丁寧に書き出していても何の意味もありませんから、どんどん書き出したり行動していくことを考えてください。

今日の質問&トレーニングです。

1)大きめのノートやチラシの裏紙などを用意してください。

2)この1週間であなたが接客や販売で感じたフラストレーションを書けるだけ書き出してみましょう。

3)2ができたら今度はこの1週間で感じた嬉しかったことや楽しかったことを書けるだけ書き出してみましょう。

4)そこからどんな気づきがありましたか?

image by: Shutterstock.com

坂本りゅういちこの著者の記事一覧

様々な接客販売業で日本一の売上を獲得した販売員がお伝えする販売力向上の秘訣!
「もっと売れる販売力を身につけたい……」「スタッフへの指導について勉強したい……」など、接客販売力を向上させるために必要な事を毎日無料で配信中。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 販売力向上講座メールマガジン 』

【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

print
いま読まれてます

  • メモ書きまでも「丁寧に書く人」は、なぜ今いち成長しないのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け