なぜ、私たちは「自分にとっての当たり前」が全員同じだと思い込むのか

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自分は当たり前にやっているけれど、不慣れな人はその解決策を思いつきもしない。そんな悩みってありますよね。無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、接客でも活きるポイントについて語っています。

困るけどすぐに解決できること

メンズファッションで、この数年はタックインをして服を着ることがかなり増えました。

レディースも同様ではありますが、メンズの場合は特に増えたなという印象がありますよね。

タックインというのは、パンツ(ボトムス)の中にトップスを入れる着方のことです。

ドレスシャツがまさにそうですが、今はカジュアルな格好をする時でもTシャツをパンツの中に入れて着る人はかなり多くなっています。

このタックインについて(何で見たか忘れましたが)こういう質問を見かけたことがあります。

「タックインをして着たいけれど、ベルトでパンツを絞って履いていると座った時や食事の時にきつい。どうすれば良いのか?」

というような質問です。

正確な内容は忘れたものの、おおよそこんな感じだったと思います。

それに対しての答えとして、

「座る時や食事の時はベルトを緩める」

という回答がありました。

多分多くの読者の方が、「ベルトを緩めればいいじゃん」と思ったことでしょう。

そりゃそうです。

ベルトがきついのですから、緩めるだけで解決する話。

でも、この話がものすごく重要なポイントになっているなと感じた人もきっといるはずです。

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