「自分はコレができない」と認められる人が絶対に成長していくワケ

 

少し前に、「仕事ができるがやる気のない人」と「仕事はできないがやる気のある人」とでどっちが良いかみたいな論争がメディアで繰り広げられていました。

いろんな意見があって良いと思いますが、僕はどちらかというと「仕事はできないがやる気はある人」派です。

ただ、「仕事はできない、やる気はある。だけど自分ができないことを認められない人」というのはかなり厄介でもあると思っています。

自分が「デキる」と思い込んでいるだけの人というのは、やっぱり周りを困らせたり、最悪の場合、お客様に迷惑をかけてしまうことも少なくないからです。

だから、自分がどうなのかを客観視して、認めることって大事だなと思っています。

この話は多分人によってはかなり不快な思いをされるかもしれません。

ただ僕自身も、できないことだらけだからこそ書いています。

偉そうにメールマガジンやら研修で人材育成について講釈を垂れていますが、僕自身は確実にトップの器ではありません。

店で言うなら店長よりも、明らかにNo.2で力を発揮するタイプです。

それが自分ではっきりわかっている。

だから僕なんかよりも、今現場で店長をやっている人の方が(たとえ新人店長だったとしても)100万倍優れていると思っています。

でも、自分がそこで活躍できないとわかっているからこそ、自分の量分では力を発揮できますし、冷静に物事を見れるとも思っています。

ですが、自分がそれができないと認めるまでにはやっぱり時間がだいぶかかりました。

それだけ認めることの難しさも恐ろしさもわかっているつもりです。

今回の話は、冒頭のスタッフさんを責めたいわけではありません。

これを教訓として、また自分をもう一度見つめ直す良い機会を得られたなと感じています。

自分に何ができて何ができないのか、改めて考えてみます。

今日の質問&トレーニングです。

1)あなたができる仕事、できない仕事はそれぞれどんなことですか?仕事以外にも、能力や性格(性分)などあらゆる面で考えてみましょう。

2)自分にできないことを認めるには、日頃からどんな意識を持っていなければなりませんか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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