今でこそ浸透し切って情報発信ツールとして成熟しているSNSですが、元々はネット上で繋がれるということが最大のアピールポイントでした。
リアルでの会話と同じで、ネットを介してでもその相手と繋がりコミュニケーションができるというのは、非常に大きな強みだったのです。
そして今もそこに魅力を感じている人はたくさんいます。
普段から通っているお客様もいれば、今後行きたい、利用したいと思ってくれるお客様候補の人たちもいます。
そういう人たちが好意的な言葉を投げかけてくれた時に店から何の反応もないと、コメントをくれた人はトーンダウンします。
というかシンプルに寂しいのです。
SNSを利用する人の中には一定、見返りを求めている傾向があります。
見返りとは何かお得なことがあるとかそういうことではなくて、自分(お客様)がアクションを起こしたんだから、リアクションをして欲しいということです。
リアルで会話をする時にも、自分が話しかけて何も反応がなければものすごく寂しいじゃないですか。
それと同じことがネット上でも起こり、リアクションをもらえないととても寂しい思いをするのですね。
だからもしあなたの店でSNSをやっているなら、リアクションをきちんと取れているかは確認してもらいたいと思います。
ほんのちょっとのリアクションでも良いのですが、やるかやらないかが大事なのです。
先にも書きましたが、これって規模や運用方法によっても変わってきます。
例えば、誰に対しても一切リアクションをしないというのであれば、それはそれでOKです。
お客様は「そういうアカウントなんだな」と理解をしてくれますから、別にしないならしないで良い。
でも、たまに常連だけにリアクションをしてそうではない人にはリアクションをしない店などを見かけます。
こういう考え無しの中途半端な状態だと、常例ではない大半のお客様(候補)の人たちは良い気がしません。
また、大規模になればなるほどリアクションをしている余裕がないのと同時に、お客様(候補)も「リアクションは無いだろう」と諦念も持っています。
この辺は自分たちの活用方法によってやり方は考えるべきでしょう。
あくまでも僕の個人的な見解ではありますが、ネット上だろうとリアルな店舗であろうと、反応が無い寂しさをお客様に味わわせるのはとても危険だということです。
今日の質問&トレーニングです。
1)自店で活用しているSNSがあれば、その投稿に対してお客様がどんな反応をしてくれているかを確認してみましょう。
2)自店の規模や運用方法に合わせて、リアクションと取るべきかどうかを再度確認しましょう。
3)もし取るべきだと判断するなら、どのようなリアクションをしていきますか?
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