運任せというのは、「相手任せにしない」ということでもあります。
たとえば、何かを教えてもらったときに相手から「何か質問はある？」と聞いてもらえれば多少は聞きやすくなります。
だから質問をすることができますが、それって相手が聞いてくれなかったら質問はできないのです。
相手が聞いてくれるかどうか次第になってしまうために、自分でコントロールができません。
もし上司や先輩がわざわざ気づいて聞いてくれるような人でなければ、自分はいつまで経っても質問できず、わからないまま仕事をするばかりになってしまうのです。
これってすごく怖いんですよ。
たまたまそうであれば良いですが、いつ上司が変わるかなんてわかりませんし、いつ聞かれなくなるかもしれません。
そんな運任せになってしまえば自分の成長はいつか止まってしまいます。
だから運任せにしないで、自分でコントロールを効かせて判断をするわけです。
聞けるタイミングがあろうがなかろうが、わからなければ聞く。
そうすれば相手が誰であれ、聞く機会を作ってくれなかったとしても、疑問は解決できますし、わからないまま仕事をすることはなくなります。
そう決めておくだけで、”なんとなく聞かない”を減らすことができ、ミスも減らすことができます。
えらいもので、そういう積極的な姿勢は社会的には高評価につながるために、結果良いことしかないのです。
運任せ、相手任せで動いていると、自分のタイミングで成長することがどんどん難しくなっていきます。
それってストレスにもつながるんですよね。
できることなら自分でコントロールして仕事をしていきたいなと思っています。
今日の質問＆トレーニングです。
１）普段の仕事で相手任せや運任せになっているような場面には、どんな場面がありますか？
２）それを自分の判断でやるとしたら、どんな行動が必要ですか？
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