パク氏は「キム班長は死のうとした私を再び救ってくれた人」と話す。極端な選択まで考えた時期にキム警部補に会い、もう一度人生の意志を固めることになったということだ。
占有離脱物横領(道に落ちている財布や放置された自転車を持ち去ったりレジで誤って多く渡されたおつりに後々気がついたがそのまま自分のものにしたりすることがこの罪に該当)などの疑いで罰金刑の処罰を受けたパク氏は最近再び社会に出る準備をしている。
彼は「最近は再び社会で仕事ができるという気がする」として「ホームレス自立センター教育プログラムに参加している。このプログラムが終わったらアルバイトでもやってみようと思う」と話している。
キム警部補はパク氏と縁を結び犯罪露出される可能性が高いホームレスたちに関心を傾けている。彼の事務室にはターミナルに住んで犯罪を犯したホームレスたちの写真と情報がぎっしりと書かれたホワイトボードがかかっている。
キム警部補は「より大変な仕事をする警察が多いが、このようなことで注目されることになり恥ずかしい」として「今はパク氏が友人のようだ。毎朝明るく笑いながら警察署に入るパクさんのことを考えると遅刻もできない」と話している。ホームレスからの再起は難しいとされているが、こんな例もあるんだね。
[中央日報参照]image by: VittoriaChe / Shutterstock.com
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