なぜ、ほとんどの人は話が「脱線」するとスピーチに失敗してしまうのか?話し方のプロが解説

 

脱線推奨。ただし…

ここ、わかっておきたいですね。

答えはシンプルですよ、

脱線したまま、その道を突っ走り、本来目指していたゴールに辿り着けなくなるからです。

したがって、脱線しても良い。

しかし、脱線しても、途中で本線に戻って来られるように、また、そのようなアドリブが効くくらいにキッチリと事前準備をしておいてください!

「脱線」ではない「本線」を、明確に持っておく!

あ、最後に大事なことを1つだけ。

たとえ脱線して余計に時間がかかったとしても話す全体の時間は、変えられないのが普通です。

時間管理だけは、脱線しても変更できませんから注意してください!

必ず本来の話に戻ることを忘れてはいけない。それさえ守れば、脱線も、横道も、道草も!ダメなことじゃありません。

むしろ推奨する。

話し手の自分らしさが出て、共感を持って聞いてもらえて、結果、聞き手の記憶に残るから!

つまり、伝わるんです。

(この記事はメルマガ『スピーチコーチ・森裕喜子の「リーダーシップを磨く言葉の教室」』2024年6月22日号の一部抜粋です。この続きをお読みになりたい方はご登録ください。初月無料です)

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清泉女子大学英文学科卒後、大手印刷関連会社で勤務。その後、ジャズボーカリストの夢を叶えるが、挫折。外資製薬会社に転職しマーケティング部でハードな業務に取り組む中、外国人のスピーチやプレゼンに多く触れ、日本人リーダーの発信力向上の必要性を痛感。30年以上に渡る声の経験にマーケティング、イメージコンサルティング、コーチング、リーダーシップ各論を掛け合わせ、2011年「ボイスイメージ®コンサルティング(VIC)」メソッドを開発して独立。業務で聞いたクライアントのスピーチプレゼンの数は1万回以上(延べ数)。顧客の可能性を引き出すスパルタトレーニング、わかりやすい理論と分析、柔軟に対応できるコンサルティングを得意とする。

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