未知の料理に大らかマナー、美味い酒。「ガチ中華」が日本人を惹きつける3つの魅力

 

編集後記「締めの都々逸」

「今日も元気に 大きな声で 飲んで笑って 食って酔う」

中国駐在が長い人は、たまに帰国すると窮屈さを感じるといいます。日本はいちいち細かくてうるさい。奥様から、箸の上げ下げから、ゴミの捨て方、洋服の脱ぎ方まで小言を言われる。あーあ、面倒くせえ、となるんですね。私は出張ベースでしか中国に行っていないので、それほど中国生活に染まっているわけではありませんが、それでも気持ちは分かります。

日本人は常に相手の気持ちや世間体を意識して生活しています。中国では、相手の気持ちなど考えずに自分の都合で生きてます。言いたいことを言い、やりたいことをやる。文句を言いたければ文句を言うし、喧嘩になっても気にしない。全員がそうだから、ストレスは溜まらないんです。

まあ、最近は不景気でお金もなくなり、別の意味でストレスが溜まっているようですが。

「日本人ももう少しだけ我がままになってものいいのではないか」とガチ中華を食べながら思うわけです。(坂口昌章)

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