ずらりと並んだ50項目。自由に生きるために「私たちが捨てるべきモノ」

 

さっそく、気になるポイントを赤ペンチェックしてみましょう。

まず、“20代で成果を出す”という焦り、自分への期待を捨てる。人生の夢につながらない物事、自分らしさを奪う重荷も潔く捨てる

余計なものを削り去ってはじめて、人は自分を取り戻せるのだ

削れば削るほど、自分にとってのど真ん中が見えてくる

よく見てみよう。それらのモノが活躍したのはいつだ? 大好きなモノ以外はすべてノイズだ

視界からノイズをなくすと、思考が急に鮮明になり、後回しにしていた大切なことに手を付けたくなってくる

あらゆる店を“外部倉庫”とイメージし、本当に必要になったときだけ取りにいく。もしくは取り寄せる

ぼんやりとしたお金の不安の正体は、決心して買った高価なモノというよりも、なにを買ったのかすら思い出せないほどの小さな出費の積み重ねだ

「そのモノについて、自分は誰かに熱く語れるか?」それが100円単位のモノであっても本気で語れないものは買わない

「安いから買う」から「これだから買う」へ

「よく見られたい」から「使い倒したい」へ

「生活レベルを収入に合わせる」から「収入に生活レベルを左右されない」へ

「飽きたから新しい服を買う」から「ずっと飽きない服を買う」へ

不得意な仕事を捨てる

「なんでも手間をかける」から「手間をかけるべきところにかける」へ

ToDo(やるべきこと)を捨てる

「気が重いからやめよう」から「やってみたらわかるだろう」へ

言葉の汚れを捨てる

「考えないようにする」から「自分の心を観察する」へ

「休みになにしよう?」から「これがしたくて休む」へ

「間違うのが恥ずかしい」から「間違うほど成長する」へ

慣れた住まいを捨てる

賢いBBM読者なら気づいているかもしれませんが、われわれ日本人は、これだけ社会が変容してもまだ、これまでの生き方の常識、働き方の常識、狭いコミュニティに縛られています。

縛られている人ほど、本書の主張にドキッとするはずなので、自分の自由度テストに使ってみるといいと思います。

自分らしく生きるためのヒントとして、ぜひ読んでみてください。

image by: Shutterstock.com

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Amazon.co.j立ち上げに参画した元バイヤー、元読売新聞コラムニスト、元B11「ベストセラーBookV」レギュラーコメンテーター、元ラジオNIKKEIレギュラー。現在は、ビジネス書評家、著者、講演家、コンサルタントとして活動中の土井英司が、旬のビジネス書の儲かる「読みどころ」をピンポイント紹介。毎日発行、開始から既に4000号を超える殿堂入りメルマガです。テーマ:「出版/自分ブランド/独立・起業」

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【著者】 土井英司 【発行周期】 日刊

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