ある意味では相反するようないくつかの視点を一緒に持っているからこそ、主観的にも客観的にも思考ができて、その中の最善を選び出すことができるということなのではないかと。
確かに、目の前のお客様に一生懸命になりとても良い接客をしてくれる人はいます。
そういう販売員はそのお客様には愛される。
でもじゃあその販売員が常に売上が高いかというと、意外とそうでもないことは多いんですよね。
一回ずつの接客に精いっぱい臨むというのは必要なことなのですが、それだけでは他の部分で厳しくなる。
これが販売業の難しいところであり、おもしろいところでもあるなと。
かなり昔に、「販売員はただ”良い人”ではいけない」といった記事を書いたことがあります。
良い人であるに越したことはないですが、どこかビジネス的な側面を持っていないといけない仕事でもあるわけです。
そしてこういう視点を身につけるには、単に目の前の接客だけを考えるのではなくて在庫や全体の売上や他のお客様の動向など、いろんなことを頭に入れていく必要が出てきます。
愛される販売員になることと、売れる販売員で、かつ愛される販売員になることとでは、大きな開きがあるなと改めて考えています。
と、こういう話を読者の皆様と語り合う機会を作りたいんですが、何か良い方法ないかな…。
今日の質問&トレーニングです。
1)自社や自店に求められる販売員像とは、具体的にどのような人ですか?
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