【東京9区】元経産大臣・菅原一秀氏に重大情報。裏金より危うい「カネと人脈」とは?

 

「俺は菅原に裏で数千万円貸している!」

「オーナーのO氏は菅原氏が初当選した時からの支援者で、そのO氏は親しい者に“俺は菅原に裏で数千万円貸し、協力している!”と漏らしています。私自身も、何度も聞いています」(O氏の知人)

菅原氏は2000年、都議を辞職し衆院選に自民党公認で東京9区から出馬。しかし、民主党前職の吉田公一氏(故人)に敗れ、比例復活にもならなかった。だが、2003年選挙ではその吉田氏を下して初当選した。

「03年選挙時、O氏は当時の吉田候補のキーマン的秘書を抱き込み、吉田候補のスキャンダルを流しています。以来、大臣を辞任するまでいろいろ利用していました」(同)

アーバンコーポレイション、サイバーファームに繋がる黒い人脈

このO氏、北京五輪(2008年)の際、菅原氏と一緒に現地に飛んでいる。その同行者のなかには、かつて東証1部に上場していたものの、資金繰りが悪化し民再申請して08年9月に上場廃止になった「アーバンコーポレイション」社長だった房園博行氏もいたという。突如の民再申請は売上を過大申告していたためで、反社会勢力の関与も指摘された。

また、このO氏、「サイバーファーム」(沖縄に本社を置き、ヘラクレスに上場していた)を上場廃止(09年)させ、その後も数々の疑惑が出ている創業者で社長だった半田貞治郎氏とも親しい。

関係者によれば、O氏自身、若いころは裏金融をやり、暴力団や総会屋などに高利貸し付けを行っていたという。その延長で房園氏にも裏融資、さらに、その房園氏の紹介で半田氏とも知り合い、同じく裏融資し、房園・半田両氏が上場廃止した後もなおつきあいを続けているという。

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  1. <新連載>福賀中の兜町アンダーワールド(40)「先週の仕手情報+『創建エース』関連」
  2. 復活当選目指す菅原一秀元経産相に関する重大情報
  3. わが国株式市場荒す中国系仕手筋親玉ダミー役 情報提供を無視する「ヨネックス」
  4. 高木宏壽候補(自民。旧二階派)に関する情報──「8コイン」無許可販売人脈との関連
  5. 「ミュゼ」が42億円資金集め計画のパンフ入手──きな臭い連中がゾロゾロ

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