100万円あれば、節約できる人なら5か月は働かないですむ
貯金が1,000万円あたりになると、それを配当利回り3%以上で回していたら年間30万円になる。この30万円は1か月分の不労所得だと考えるべきだ。
2,000万円になると60万円になる。これは2か月分の不労所得と考えるべきだ。節約が身についているのであれば、60万円で3か月の不労所得になる人もいるだろう。
もし配当利回り4%ならば、2,000万円で80万円だから3か月から4か月分くらいの不労所得が得られることになる。
配当率4%といえば、けっこうな高配当に見えるのだが、米国株では4%の配当利回りなんかゴロゴロある。仮に3%の配当利回りでも優良企業は増配を繰り返すので、気がついたら4%、5%になっていたりする。
ちなみに米国株では「配当貴族銘柄」というのがある。長期にわたり安定的かつ継続的に配当を増加させている企業のことをそう呼ぶ。具体的には、S&P500指数に採用されており、一定の時価総額と流動性を有し、最低25年以上連続して配当を増配している企業が該当する。
よく筆頭に挙げられるのが、コカコーラ、J&J、P&Gなのだが、どれも25年どころか、60年以上連続で増配を維持しているのだから驚異的である。
仮に2,000万円を5%で回したら、100万円の配当となる。月20万円で生きていける人であれば、5か月分の不労所得が得られる。要するに5か月は働かないですむというわけだ――
不労所得は自分のための時間を与えてくれるツール
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65歳の時点でどれくらいのカネが貯まっているのかは人によって違う。3,000万円以上貯めている人もいれば、1,000万円に満たない人もいる
金額の多寡はそれぞれ懸命に生きてきた人生の結果だから、そんなことを気にする必要はない
月日がたてばたつほど「労働が軽くなっていく」
不労所得でのんびり暮らしたいと思うのであれば、早くそれに取り組んだ人が勝ち
不労所得は資本主義社会におけるもっとも合理的な生存戦略である
著者の鈴木傾城氏は、米国株式を軸に据えた資産運用術を長年メルマガで解説し、読者から絶大な支持を得てきました。
鈴木氏が提唱する投資方法は、短期的なマーケットの上げ下げに惑わされることなく、着実に不労所得を構築していくためのもの。たとえば来年、NYダウ指数やNASDAQ指数が-80%の大暴落に見舞われたとしても自分の老後は安泰。そんな、巷の「株バブル」とは一線を引いた資産運用の普及・啓蒙につとめています。
毎週のメルマガでは、投資哲学、マクロ経済分析、株式市場全般の動向、個別銘柄の動き、新たに組成された株式ETFの評価、相場急変時の解説などさまざまな情報を配信中。1日で大金を稼ぐような内容では決してありませんが、不労所得の実現にむけて株式投資に取り組む際のよきペースメーカー、よきパートナーとなってくれることでしょう。あなたも今日からはじめてみませんか?
(本記事は、メルマガ『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』2024年11月17日号を一部抜粋、再構成したものです。続きはご購読ください)
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