なぜ、敏腕飲食コンサルは「2024年のニュース」を振り返るべきだと語るのか?

 

■6月

・106万円の壁撤廃へ

・メルカリハロ500万人突破

・海外出店拡大が4割

・豚肉高騰

・食べログインバウンド対応開始

今やっと103万円の壁と同じく106万円の壁撤廃が話題になっていますが、これ自体はこの時期からのものです。

この時にどんだけおかしい!と言っても皆の興味がなく話題になりませんでしたが、これだけ話題になる点で大きな前進ですよね。

また色んな食材が高騰し続けている。これは2024年もずっとの事象です。物の金額が一律なんてあり得ないですね。

■7月

・タイミー上場

・ユーロ円最安値更新

・身だしなみ自由化

・セブンが宅配ピザ参入

・焼肉店の倒産過去最高ペース

・最低賃金の上げ幅確定

タイミーが上場して衝撃だったのが年配者の利用比率が高いこと。完全に日雇い枠での社会インフラに。

また毎年10月に更新される最低賃金。決定するのが7月なので2025年もその時間軸で段取りはお願いします。

どうせ上がるので早めに採用媒体を変えた方が少し採用力が上がったりもします。

■8月

・上半期飲食企業倒産過去最高

・火災保険値上げ

・スタバトップ交代

・米不足深刻化

コストプッシュの中で値上げは必須。しかし「満足度=価値/価格」が下がる事で客数減により様々な業態で業績不振企業増。

決して外部環境が良いわけではないと痛感させられますね。

また酷暑と残暑により米不足が深刻化。2025年も同様の希少ならまた短期的な価格増はあり得ます。

早めに仕入先に確認しておき、安価なうちに在庫確保を動くか否か。ここは見ておいて欲しいです。

■9月

・モスバーガーもモバイルオーダー導入

・すかいらーくが資さんうどん買収

・月見商戦が今年も活況

・レジスタッフ椅子が話題に

一番の話題は資さんうどん買収ですよね。企業統治も3ヶ月ほど経ち、一気に店舗拡大が発表されました。

■10月

・石破政権の誕生

・衆議院選挙

・アメリカでマック、スタバが本格不振

政治に対して一気に注目が集まったのが10月。国民民主の躍進によって、103万円の壁、それ以外の壁が一気に話題に。

上記のニュースで見ると社会保険は本当にえげつなく更新され続けてきました。

これが今後政治マターになるならば、現役世代にとって良い形も生まれそうですね。

また飲食企業が気をつけるべきなのがーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2024年12月23日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)

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関西学院大学卒業後、新卒で船井総研に入社。当時史上最年少にてフード部のマネージャー職へ。その後事業承継と起業を行い、 京都にて外食・中食業態を複数経営しつつ、多くの企業をサポート。事業規模は年商2,000万~1兆円企業まで幅広いです。外食/フードデリバリーが専門領域なので、それについての情報を書いています。

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