■3,200万円の内訳
さて、3,200万円の個数と単価を見るとこのようになります。
件数:1,300個
単価:約25,000円
売上:3,200万円
件数1,300個がもう製造の限界値。店舗で作っているので深夜仕事です。
昔は1,000個だったのですが、創意工夫によってここまで高められました。
またもう一つが単価。
昔は20,000円くらいだったので、単価だけで650万円の底上げになった訳です。
では単価を上げられるか否か。ここをどうチェックするか?です。
■全てを決めるのは前年からのリピート率
おせちは年に1回の販売。
なので「売れたから満足いただいた!」と捉えるのはドツボにハマります。
大事なのは前年ご購入くださったお客様が今年もまたご購入いただけるか?です。
こちらの企業もそこで判断されています。
業界平均的には「30%」です。その中で今年は「41.8%」だったので、2025年のおせちは値上げを検討中です。
しかし。
実はその前2年はその数字が悪化! これはかなりやばい!と捉えていました。
・お客様アンケートの徹底
・商品内容の見直し
・写真の魅せ方の見直し
・購入後フォローの見直し
・価格は一旦据え置き
本当は値上げしたかったのですがリピート率が下がる=離脱が増えるなので、グッと我慢。
頂いたご意見を真摯に見直し。見直しといっても年に1回なのですぐに成果が見えず辛い部分も。
ただそれを愚直に進めることで、今年41.8%まで戻ってきた訳です。
そのため来店もーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2025年1月13日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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