国際社会からの非難は重々承知。「米国がガザを所有する」という衝撃的なアイディアをぶち上げたトランプの真意はどこにあるのか?

 

日本はどのような姿勢でトランプと向き合おうとしているのか

そのような中、このメルマガが皆さんのもとに届くころには、石破総理が初めての日米首脳会談のためにワシントンDCに着くころかと思いますが、日本はその混乱の国際情勢の中で、どのような立ち位置を選択し、安定と平和のためにどのように貢献しようと考え、トランプ大統領と向き合おうとしているのでしょうか?

そろそろ収まるかな…と願っていたガザ問題は再度爆発し、その火の粉がレバノン、シリアに飛び火し、そのまま中東各国に広がると同時に、地中海の向かい側(アフリカ)では、ルワンダとコンゴ民主共和国の間での紛争が引きおこり、非常にデリケートなバランスの上に成り立ってきた東アフリカの安定が脅かされつつあります。

それはまた、トランプ大統領からガザ市民の受け入れを迫られるエジプトの国家安全保障問題を深刻化させることにも繋がるため、また大混乱と悲劇の再発が予想される状況が浮上してきました。

またとても忙しく飛び回り、複数案件の調停に走り回ることになりそうです。

以上、今週の国際情勢の裏側のコラムでした。

(メルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』2025年2月7日号より一部抜粋。全文をお読みになりたい方は初月無料のお試し購読をご登録ください)

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