トヨタもテスラも抜かされた。富裕層の多いシンガポールで販売台数首位に輝いた“意外なブランド”

 

特殊すぎる新車販売事情

シンガポールでは新車購入において、COE(Certificate of Entitlement)という資格証明書が必要。

いくつかのカテゴリーがあり、排気量やEVのパワーで分けられるA、B、それらとは関係ないEが自動車分野。

いずれも入札による需給でその時々の価格は変わってくるが、10万シンガポールドル(約1500万円)前後となる。

その他の税金・費用も異常に高く、例えばトヨタのカローラアルティスは最終価格が日本円で2000万円を超える。

本体価格の多少の差は無意味?

それは当然BYDや他社も同じことで、つまり本体価格の数百万円の差はあまり関係ないことになる異常な市場ではある。

そのため、BYDのラインナップが極めて安価、というほどのこともなく、価格が決定要素ではないと思われる。

そもそもCOEを取得できる時点で、自動車の購入はシンガポールでも富裕層に限定される。

シンガポールでもEV普及に力を入れており、BYDはそれにも支えられた形だが、そうであればテスラが伸び悩んでいる(というほど成長していないことはないが)ことも考えると、やはりBYDがシンガポールで人気を博しているのは間違いなさそうだ。

出典: https://auto.gasgoo.com/news/202501/24I70417281C501.shtml

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