芸能人の「不倫」や「浮気」が話題ですが、一般人の場合「浮気相手」と出会ってしまう場所は何処が一番多いのでしょうか? メルマガ『探偵の視点』の著者で“イケメン探偵”こと現役探偵の後藤啓佑さんは、今までの探偵としての経験と、研究者がはじき出したデータを照合した結果、一致した場所があったというのです。ズバリその場所とは?
浮気相手とどこで出会う?
人は、浮気相手とどこで出会っているのか?
先日、東大の大学院で不倫を研究している相方(このメルマガでもたびたび登場している研究者)と、ポッドキャストでこのテーマについて話をしました。
僕が探偵として15年ほどやってきた中で、「浮気相手との出会いの場」として圧倒的に多いと感じているのが“職場”。
これはダントツで1位。
2位以降はやや拮抗していて順番をつけるのは難しいのですが、だいたい以下のようなイメージです。
- 友人の紹介(同窓会なども含む)
- 出会い系アプリ
- 趣味のサークルや習い事
- 夜のお店(特に男性経営者の場合)
この5つが、浮気相手と出会う“王道パターン”になっているというのが、僕の肌感覚です。
この話を研究者の彼にしたところ—なんと研究データとしても、ほぼ同じ結果が出ているということでした。
つまり、僕のようなミクロな現場感覚と、彼のようなマクロな研究データが一致しているということ。
これはけっこう驚きで、やはり浮気相手との出会い方には、一定の“型”があると再認識しました。
そして出会いに関連してもうひとつ重要なのが「出会ったあとに浮気に発展するかどうか」を決める要因。
答えとしては、“時間とお金があるかどうか”です。
これは研究でも裏付けられていますし、僕たちのような現場でも痛感していることです。
いくら出会いがあっても、浮気に発展させるには“デートする時間”と“お金”が必要。
このどちらかが欠けていれば、関係が進展しにくいというのが現実です。
ではそれを予防するにはどうするか?というと
相手の出会いの場(上記の5つ)をなるべく減らすこと。
相手の“時間”と“お金”を適度にコントロールすること。
この2点が大きなポイントになってくると思います。
ただ一番やってはいけないのが、ガチガチに縛ることです。
例えば
- 極端に少ないお小遣い
- 毎日何時に帰るのかを報告させる
- 行動を逐一チェックする
こういった強いコントロールは、かえって相手にストレスを与え、“逃げたい”という気持ちを芽生えさせてしまいます。
そうではなく、良い関係性を保ちながら、自然に時間やお金を把握、制限していく。
この“ほどよいバランス”が大事。
話が広がってしまいましたが個人的な結論としては「相手の行動を監視する」ことは、「知らなければ進んでいく幸せ」を壊してしまう要因にもなります。
たとえパートナーであっても、‘’人と人との距離感‘’を大切に保ちながら付き合っていく。
繰り返しになりますが、これこそが、良い関係が続く唯一の方法ではないかと思います。
探偵が言うのもおかしいかもしれませんが人を覗き見て、感情的にプラスになる事は1つもないのです。
この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ
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