大谷ベイビー誕生で、真美子夫人“実兄”が便乗ビジネス!? スタイ爆売れ“家族商法”に芸能記者が「キムタクの母」を思い出すワケ

2025.04.25
 

真美子夫人の兄も知って損なし?キムタク母“家族商法”の値付けと仕組み

女性の精神的自立を目指す団体が主催するイベントに、人気芸能人である木村拓哉と菅田将暉の母が登壇するという珍しさにくわえ、当時ファースト・レディだった安倍昭恵さんが一緒に出演されたこともあり、私も印象に残っています。

イベントの入場料は14,000円で、少々お高い設定のような気もしましたが、それでもチケットはあっという間に売り切れになったということでした。

キムタクや菅田将暉の幼少時の「母親にしか語れないエピソード」は、ファンならずとも聞いてみたいものですし、大勢の人が会場に足を運んだのも理解できます。

これをリポートした記事で印象に残っているのは、キムタクの母が語った「イジメの実態」でした。子育ての苦労を聞かれた母が――

「やはり恐喝であり、イジメでした。息子は何も申しませんでしたけれど、ワイシャツのポケットがビリッと破れていたり…」

と。私は“どうしても目立ってしまうキムタクだから、嫌な辛い思いもたくさん味わっているんだろうな”と察すると同時に、大人になったキムタクの“打たれ強さ”のルーツがわかったような気がしたものです。

SMAP時代にも、些細なことから胸倉を掴まれたり、メンバーから恫喝まがいの言葉を吐かれたことも度々あったと聞いていますが、これに心折れずに耐えられたのは、ジャニーさんの寵愛と、幼少期に過酷なイジメ体験を克服してきた精神力のおかげなのだろうと思います。

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チャラチャラした取材は受けないほうが好印象に

ここぞとばかりに、自分の営利目的で有名人の家族を利用する人間もいますが、純粋に自分のやりたいことを続けていたら、たまたま身内に有名人がいたことで話題になる人もいます。

何かにつけて芸能マスコミから取材を受けるのも家族であり、血縁関係のある人間です。“有名税”と言いますか、いい思いをすることもあれば、ひどく傷付くこともあるでしょう。

極端な話、大谷家に産まれた長女も、人生を生きていくかぎり世間の注目を浴びるのは仕方のないことかもしれません…。

私が芸能記者出身だからなのでしょうか、キムタクの母には少しだけシンパシーを感じてしまいます。

真美子夫人の実兄も、たとえ“大谷で金儲けしてる”と言われても自分のやりたいことを貫き通す、メンタルのタフさを持ち合わせていればいいのですが…。

ただ、お節介ながら、“ワイドショーなどのチャラチャラした取材は受けず、地道にビジネスを展開した方がいいですよ”と申し上げたい気持ちでいっぱいです。

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プロフィール:芋澤貞雄

1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao

image by: 駐日米国大使 公式X

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