日本のトヨタが中国E2E自動運転でVWに先行。この「本気」は功を奏すか?

 

トヨタが初めて中国でVWに先行

一方、日本勢ではトヨタが中国市場において、Momenta製のE2E型スマートドライビングソリューションをいち早く採用し、すでに販売を開始している。

これは中国市場でトヨタがVWに対して初めて「先行者」となった稀有な事例でもあり、これまで慎重だったトヨタが「本気で」中国のスマート化に適応し始めたことを意味する。

そのことも今回の両者の協業は示すこととなった。

中国ADASの新たな事例

つまり、今やスマートドライビングは単なる先端技術ではなく、現地最適化・現地迅速実装が問われる時代に突入している。

地政学リスクも考慮すれば、Horizonのような中国企業との協業は、グローバルOEMにとって合理的な選択肢となりうる。

VWとHorizonの連携は、その象徴的な動きであり、ハード性能だけでなく、開発スピードや市場適合性こそが次世代モビリティ戦略の鍵であることを改めて示している。

出典: https://mp.weixin.qq.com/s/iOrQut6mFXL7L5zFyNty2g

CHINA CASEは株式会社NMSの商標です。

この記事の著者・CHINA CASEさんのメルマガ

初月無料で読む

image by: Shutterstock.com

CHINA CASEこの著者の記事一覧

急速に進む中国のCASE(Connected,Autonomous,Shared&Service,Electric)やMaaS、自動車産業についての最新情報「CHINA CASE」が有料メルマガに! 進撃の中国イノベーション chinacase.xyz 日本は、「XYZ(後がない)」? 1日1本のメールで中国自動車業界キャッチアップ!

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 CHINA CASE 』

【著者】 CHINA CASE 【月額】 ¥550/月(税込) 初月無料 【発行周期】 日刊 発行予定

print
いま読まれてます

  • 日本のトヨタが中国E2E自動運転でVWに先行。この「本気」は功を奏すか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け