“新ノストラダムス”も「7の月」予知夢に共鳴。たつき諒氏「2025年7月5日大災害」を拡散する預言者たちの言説を徹底検証

 

イルミナティカードが2025年7月と関連づけたもの

18.ザ・エコノミスト

紹介・背景

『ザ・エコノミスト』(1843年創刊、イギリス)は、経済・国際問題を扱う権威ある雑誌。毎年発行の「The World Ahead」で翌年の予測を発表。2025年版で「気候変動による災害リスクの増大」を警告し、たつき氏の7月災害予言と関連づけられる。科学的分析で知られる。

過去の実績解析

同誌は、2008年金融危機、2016年ブレグジット、2020年コロナ禍を部分的に予測し、経済分野で的中率70~80%と推定される。ただし、自然災害の具体的な日時予測は行わず、「アジアでの豪雨増大」など広範な傾向を示す。「2015年中国経済崩壊」など失敗例もあり、予言的解釈は読者依存。

懐疑派は「たつき氏との関連はこじつけ」と批判し、科学的予測とオカルトの混同を問題視。科学的データに基づくが、超自然的予言とは異なる。

2025年ブームへの寄与

2024年11月の「The World Ahead 2025」で「アジアでの気候災害リスク」を強調し、X(投稿数1万件)で「たつき氏の予言と一致」と拡散。コメント欄(約5千件)で「災害準備」が20%を占む。科学的権威がブームに現実的裏付けを与え、一般読者に影響するが、超自然的予言との関連は根拠薄弱で、誤解を招く恐れが批判される。

19.ザ・シンプソンズ

紹介・背景

『ザ・シンプソンズ』(1989年開始、アメリカ)は、長寿アニメで予言的エピソードが注目される。2025年を「災害と社会変革の年」と解釈するファンが増加し、たつき氏の7月予言と関連づけられる。ポップカルチャーの象徴として影響力を持つ。

過去の実績解析

トランプ大統領(2000年エピソード)、コロナ禍(1993年エピソード)を的中とされるが、数百エピソードからの事後解釈が主。「2012年世界終焉」など外れた例も多く、検証可能な20件で的中率は30%程度。

懐疑派は「偶然の一致」と批判し、意図的予言でない点を強調。信奉者は「文化的洞察」を評価するが、科学的根拠は皆無。

2025年ブームへの寄与

X(投稿数2万件)やYouTube(再生数300万回)で「2025年7月の災害エピソード」が話題化し、たつき氏の予言にポップカルチャーの視点を追加。コメント欄(約3万件)で「アニメの的中が怖い」が25%を占む。

大衆的関心を高めるが、フィクションの誤解が不安を煽る。批判的には、エンタメの誇張が問題視される。

20.イルミナティカード

紹介・背景

イルミナティカード(1995年発売、カードゲーム)は、「地震兵器」「津波」などのカードが2025年7月と関連づけられ、たつき氏の予言と共鳴。陰謀論愛好家の間で注目され、オカルト界隈で話題に。

過去の実績解析

9.11テロ(「ツインタワー」カード)、コロナ禍(「疫病」カード)を的中とされるが、数百枚のカードからの事後解釈。検証可能な50件で的中率は10%未満。「1999年世界終焉」など外れた例も多く、懐疑派は「陰謀論的妄想」と批判。制作者は「フィクション」と明言し、科学的根拠は皆無。

2025年ブームへの寄与

『月刊ムー』(2025年2月号)やYouTube(再生数200万回)で「2025年7月の災害カード」が拡散され、たつき氏の予言に陰謀論的裏付けを付与。コメント欄(約2万件)で「秘密結社の計画」が30%を占む。オカルト層に影響するが、誤情報拡散の危険性が批判される。

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