他人の5%と自分の100%を比べていませんか?比較癖が心をむしばんでしまう理由

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メルマガ『探偵の視点』の著者であり、浮気調査や人間関係のトラブルに日々向き合っている“イケメン探偵”こと現役探偵の後藤啓佑さん。今回は浮気被害のカウンセリング現場で見えてきた「他人と比べて落ち込んでしまう人たち」の共通点と、そこから抜け出すための考え方を語っています。

表面のキラキラのみ

浮気被害専門のカウンセリングをしていると、ある共通点を持った方によく出会います。

それは

「他人と比較してしまう」

「自己肯定感が低い」

という傾向です。

たとえば、こんな声を聞きます。

「ママ友の○○さんは、子育てもちゃんとしてるし、仕事もしてる。それに比べて私は。。。お弁当を作らない日もあるし、子どもに怒鳴ってしまう日もある。仕事もパートだし、どう考えても彼女の方がちゃんとしてる気がする。。。」

また別の人は、こう言います。

「同期の○○は、上司にも気に入られてるし、結婚もしてる。一方で自分は、上司とも気まずくて、彼女もいない。。。仕事もプライベートも全部あいつの方が上で、なんだか惨めになる。」

こういったように、「他人と比べて自分はダメだ」と感じてしまう人は少なくありません。

他人と比較して落ち込む。

誰しも一度はこんな経験があるはずです。

そして巷で気軽に言われるのが

「他人と比較するな!」

こんな言葉です。

しかし、僕はカウンセリングをしていて思うのは「他人と比べること」自体が悪いのではなく、「他人の“どの部分”と比べているのかを理解していないこと」が良くないということです。

他人と比べるとき、よく考えてみると、その比較のもとになっている情報源って、実はすごく偏っていることが多くないでしょうか。

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