メルマガ『探偵の視点』の著者であり、浮気調査や人間関係のトラブルに日々向き合っている“イケメン探偵”こと現役探偵の後藤啓佑さん。今回は浮気被害のカウンセリング現場で見えてきた「他人と比べて落ち込んでしまう人たち」の共通点と、そこから抜け出すための考え方を語っています。
表面のキラキラのみ
浮気被害専門のカウンセリングをしていると、ある共通点を持った方によく出会います。
それは
「他人と比較してしまう」
「自己肯定感が低い」
という傾向です。
たとえば、こんな声を聞きます。
「ママ友の○○さんは、子育てもちゃんとしてるし、仕事もしてる。それに比べて私は。。。お弁当を作らない日もあるし、子どもに怒鳴ってしまう日もある。仕事もパートだし、どう考えても彼女の方がちゃんとしてる気がする。。。」
また別の人は、こう言います。
「同期の○○は、上司にも気に入られてるし、結婚もしてる。一方で自分は、上司とも気まずくて、彼女もいない。。。仕事もプライベートも全部あいつの方が上で、なんだか惨めになる。」
こういったように、「他人と比べて自分はダメだ」と感じてしまう人は少なくありません。
他人と比較して落ち込む。
誰しも一度はこんな経験があるはずです。
そして巷で気軽に言われるのが
「他人と比較するな!」
こんな言葉です。
しかし、僕はカウンセリングをしていて思うのは「他人と比べること」自体が悪いのではなく、「他人の“どの部分”と比べているのかを理解していないこと」が良くないということです。
他人と比べるとき、よく考えてみると、その比較のもとになっている情報源って、実はすごく偏っていることが多くないでしょうか。
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