“二股不倫”疑惑が報じられた後に封切りされた、永野芽郁(25)主演の映画『かくかくしかじか』。公開当初は実写邦画第1位を記録し、業界内では「このまま興行的に成功すれば、永野の復帰も早まる」といった楽観的な見方が出ていました。ただ、そんな“復帰シナリオ”は、どうやら絵にかいた餅に終わりそうです。芸能記者歴30年超のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが解説します。
永野芽郁が「海外」を逃亡先に選んだワケ
永野芽郁の近況を、最新号の『女性セブン』が報じています。
田中圭、キム・ムジュンとの二股不倫疑惑報道発覚後、パパラッチたちが意気消沈の永野の行方を追いまわしていたのは周知のとおり。しかし約1ヶ月ほど前だったでしょうか、永野の姿が忽然と消えてしまったことで大騒ぎになりました。
同誌によると永野は、日本を脱出し、髪を“ド金髪”にして生活をしていたとか。
連日、自宅マンションのエントランスと裏口をベタ張りされ、たまに外出してもピッタリとパパラッチたちにマークされるという状況では、残された選択肢は海外しかなかったのかもしれません。
過去に、宅配便のトラックの荷台や、クリーニングのワゴン車にまぎれこんでパパラッチたちを突破した強者も私は何人か知っていますが、彼女の場合、海外で“女優・永野芽郁”を知らない人たちばかりの環境で、人生を見直すことも必要だったのかもしれませんね。
自分の蒔いた種であり、いまだ交際があったことすら認めていない状況を、今までよりも長くなるこれからの人生で、どう修復、挽回していくのか?騒動によって迷惑をかけてしまった人たちも大勢いるはずですから、じっくりと真摯に受け止める時間になっていればいいのですが…。
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二股不倫の影響か。主演映画『かくかくしかじか』急失速
大泉洋が、たった一人でプロモーション活動をしなければいけない状況に陥った映画『かくかくしかじか』は、スタートこそ“実写邦画第1位!”と意外な好調で、“このまま興行的に成功すれば、永野の復帰は早まる”とも言われていました。
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ところが、日を追うごとに観客は尻すぼみ状態になり、前売りや座席予約の客もどこに行ってしまったのか…最終的には、製作コストの回収さえできないような、散々な興収成績に終わりそうです。
SNSでは、「観ようと思っていたけど、永野の顔を見るとどうしても田中の顔が被さってきてしまうから止めた」「彼女を応援してきたけど、完全に裏切られた感。あんな可愛い顔して二股不倫なんて…映画のストーリーなんて頭に入ってこないでしょ」といった、失望に似たコメントも多数投稿されています。
「役者のスキャンダルと作品のクオリティは別問題」と考える方たちもいらっしゃいますが、二股不倫疑惑という現実は、本作が名作であることを差し引いても多くの人たちを萎えさせるものだった――このことは紛れもない事実でしょうね。(次ページに続く)
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