話を戻そう。
そしてその講演会には、同じ作家の作品が好きな異業種の人がたくさん来ている。自分が心を開いてそこにいる人たちと交流してみようと思うなら、その後の人生において大きな財産となる出会いがそこには溢れている。
残念ながらそういう場所であるにも関わらず、「目的は講師の話を聞くことであって、それ以外の人には興味がない」という人もたくさんいる。でも僕は、どちらかと言えば、講師との出会い同様、いや実はそれ以上に、それ以外の人との出会いの方が大切だと思う。
その理由については、何年もかけてそれを続けるうちに、「本当にそうだなぁ」と感じてもらえることだと思うので、ここで説明するのはやめておくが、とにかく講演会で出会った参加者同士の出会いというのは人生における大きな財産となることだけは覚えておいてほしい。
おそらくこのメルマガを読んでいる村民(Leader’s Village の読者のことをそう呼んでいます)の皆さんは、喜多川泰の本が好きで、村長の講演会にも参加されたことがある方がほとんどだと思う。そんな活動をしているあなたは、あなたの職場においてはきっと「変な人」扱いされていることでしょう(笑)。
ほとんどの同僚は、「休みの日に、人の話をお金を払って聞きに行く」という習慣はない。外の人たちと出会う必要性すら感じず、数年間居続けたその世界の中の常識で生きていくことで何の問題もないと思っている。
でも、これからの世の中は、自分のいる世界から飛び出して、外の世界で生きるたくさんの人たちと友人になる生き方を選んだ「変わった人」になることが、幸せに生きる上で大事になってくる。もちろんその方法が好きな作家の講演会である必要はないのだが。
理由は…
先週書いた通りだ。
今週のメルマガは先週のメルマガの続きだということは、先週予告しておいた通り。
だから、この記事を読み終わったあと、もう一度先週の記事を読んでみてほしい。同じ問いに対する別の答えを示した内容になっていることがわかると思う。
今の時代は、あらゆることを自分で決めなければならない「全人生デザイン時代」であると言った。
そこで大事になるのがリベラルアーツ。つまりあらゆる分野の知識を知ること。
そういう包括的な知識がなければ、何かを決めることは難しい。
「家一軒建てるのに自分ですべて決めなければならないとしたら?」ということを例に説明したのが先週の記事。
ところが一人であらゆる知識を得るというのは限界がある。
だから、いろんな分野のエキスパートが友人の中にいた方がいいーーー(『喜多川泰のメルマガ「Leader’s Village」』2025年7月25日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください、初月無料です)
この記事の著者・喜多川泰さんのメルマガ
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