トランプ以外の全世界が敵。ネタニヤフの「レッドライン超え」が招いたイスラエル“念願の建国以来”の危機

 

国際協調体制の回復に重要な役割を期待される日本政府

そのような中で、トランプ大統領が提示した和平案が、当事者のみならず、周辺国にとって100%満足がいく中身ではなくても、ぜひガザにおける無辜の人たちに対する悲劇を止め、再び立ち上がるための基盤となり、極限まで高まっている緊張を緩め、平和裏での共存体制の構築に繋がってくれればと心より願い、微力ながら尽力いたします。

ユーラシアの案件も非常に危険な状況に陥っている中、どこまで世界は同時進行で問題解決に臨めるかは分かりませんが、解決への努力と歩み寄りを行った先には、私たちが考えうるワーストシナリオしか待っていないと思われるため、何とかして再び国際協調体制を回復せねばならないと考えます。

そのためには日本の役割はかなり重要なのですが、新首相と政府はその大役を担う用意が出来ているでしょうか?

そう強く願います。

以上、今週の国際情勢の裏側のコラムでした。

(メルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』2025年10月3日号より一部抜粋。全文をお読みになりたい方は初月無料のお試し購読をご登録下さい)

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