3月5日。アメリカのデータ解析大手である「パランティア・テクノロジーズ」のピーター・ティール会長たちが首相官邸を訪れ、約25分間だが高市早苗総理と面談している。
この会社は2月28日にイスラエルとの共同作戦で、イランの最高指導者であるハメネイ氏、シャムハニ最高指導者顧問、革命防衛軍のパクプール司令官、ナシルザデ国防軍需相、ムサビ軍参謀総長を一日のうちに殺害した。
情報は「ヒューミント」(人間を介した情報収集)と「シギント」(信号情報収集)を通じて獲得される。イランでの「斬首作戦」(敵のリーダーを排除する作戦)を成功させたのは、パランティアの戦争OS「ゴッサム」だという。このOSは政府、防衛、治安機関向けに利用されるデータ統合と分析AIだ。見えないネットワークを可視化して治安を維持する。すでにウクライナが導入しているのだ。
ティール会長はアメリカのバンス副大統領の友人だ。次期大統領にバンス副大統領を押し上げる目的があるので「影の大統領」などとも評価されている。日本政府がこの会社のテクノロジーを導入するなら、安全保障上の防衛次元がいっきょに高まるだけでなく、国内で利用されるのなら、個人のプライバシーなど、完全に把握、蓄積されていくだろう。
AI時代の情報管理は、1980年代のスパイ防止法などを異次元で凌駕しているのである。
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