知人のトップ営業スタッフのこと。
彼はお客様に土地を案内する際、「周辺情報について、時間(朝昼晩)天候(晴雨)をチェックする」と言っていた。
「雨が降った時にどこに水が溜まるのか」
「夜道の街灯は足りているか」
「朝のゴミ出しのルールはどうなっているのか」
などなど。
それを徹底的に調べて、お客様に報告する。
これをやる営業スタッフはまずいない。
彼は「自分が住むなら、このくらいは調べますから」と言っていた。
こういったスタンスにお客様は「ここまで自分のために動いてくれるのか。ぜひ人にお願いしたい」と思うものだ。
“お客様があなたを選ぶ理由”の数をふやしていく。
その数に比例して自信が内側から湧き上がってくる。
営業活動に自信が持てないのは「自分は相手から何かを奪っている」というスケアシティマインド(欠乏感)に陥っているから。
しかし、「自分にはこれだけの価値がある」という確信があれば違ってくる。
お客様と話しながら「私以外の営業に任せたら不幸になる」とも思えるように。
こうなればあなたの立ち居振る舞いは変わる。
表情、声のトーンが良くなる。
お客様への接し方に余裕が生まれる。
余裕は信頼を生み、信頼は多くの契約を生む。
営業という職業は個人会社ともいえる。
“あなた”という会社に、お客様は大切なお金を投資する。
その投資に対して、あなたはどんなリターンを提供できるか。
もし、今の自分に価値を感じられないのであれば、
今日からその価値を一つずつ作っていけばいい。
・役立つ知識を増やす
・信頼を生む行動をとる
・社内の人間関係を良好にする
その積み重ねが、「今の自分になら、ぜひ依頼したい」という自信の土台になっていく。
自分を最高のアドバイザーとして選びたいと思えるようになった時、
あなたの営業人生は、もはや無敵と言っても過言ではない。
【本日のポイント】
・「今の自分から買うか?」と常に問う
・自分の価値を10個書き出す
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