◆再婚家庭で意識してほしい3つのこと
だからこそ、子どもにとっての家庭について考えてみてほしいんです。
再婚する予定のある方、再婚された方は特に意識してみてほしいんですね。
(1)子どものペースが最優先になっているか?
「いい人だから、すぐに仲良くなれるはず」と思わないでほしいんですね。
それは大人の論理なんです。
大人のように物事を割り切ることは、子どもには難しい。
心が追いつくまでには、時間がかかるんです。
新しいパートナーを受け入れるかどうかは、お子さんのペースに合わせてあげてほしい。
急かさないこと、比べないこと、「なんでわかってくれないの」と思わないこと。
お子さんにとって、お母さんは唯一の安全基地です。
新しい家族関係を築く前に、まずその『子供にとっての安全基地』だけは、絶対に守ってほしいんです。
「どんなことがあっても、あなたの味方はお母さんだよ」という確信を、お子さんに持たせてあげてほしいんですね。
(2)子どもの小さな変化を見逃さないでほしい。
食欲がなくなった。笑わなくなった。
部屋にこもるようになった。
友達の家に行きたがるようになった。
学校に行きたくないと言い出した。
こういった変化は、子どもからの無言のSOSです。言葉にできない分、体や行動でサインを出しているんです。
特に「家にいたくない」という行動が増えた時は、要注意です。
家がその子にとって、安心できる場所じゃなくなっているサインかもしれない。
友達の家、祖父母の家、どこか別の場所にいたがる時、そのサインを「気のせいかな」で終わらせないでほしいんです。
(3)直接聞くことを、恐れないでほしい。
「新しいお父さんのこと、どう思ってる?」
「何か嫌なことはない?」
「家にいて安心できてる?」
こう聞くことを怖がるお母さんがいらっしゃいます。
「嫌だって言われたらどうしよう」
「せっかくうまくいっているのに、余計なことを聞いて壊したくない」って。
でも、聞かないことの方が、ずっと怖いことなんです。
聞いてあげれば、子どもは「お母さんは自分のことを気にかけてくれている」と感じられます。
たとえ「嫌だ」と言われたとしても、そこから一緒に考えることができる。
「そうか、嫌だったんだね。教えてくれてありがとう」
その一言が、子どもの心の支えになるんです。
でも聞かなければ、子どもは一人で抱え込みます。
そしてお母さんではなく、友達にしかSOSを出せなくなる。
結希くんがそうだったように。









