犯罪者の下見「マーキング」を見破る
トクリュウにしろ、空き巣にしろ、こうした犯罪では、ほぼ必ずと言っていいほど、下見をしているのだ。
そして、下見の代表的な方法がマーキングだ。
1. マーキングがされやすい「5大スポット」
マーキングは、住人が普段じっくり見ないものの、犯行グループにとっては「郵便配達や点検を装って自然に近づける場所」に施される。

Geminiに作ってもらったイラスト
①郵便ポスト(最頻出):敷地外から怪しまれずに触れるため、最も狙われる。(側面や底面、フタの裏側など)。
②インターホン:住人は「ボタン」以外触らないため、側面や底面のサイン。
③表札:隅っこや裏側に極小のシールや傷。
④ガスメーター・電気メーター・屋外配管:検針員を装って近づけるため、最も大胆な文字が書かれやすい場所。
⑤玄関ドアの枠・上部:ドアホンの死角になる上部の隙間などに、チョークやペンで書かれることがある。
2. マーキングの種類と「暗号の意味」
使われるマーキングは、一見すると「ただの汚れ」「子供のいたずら書き」に見えるよう擬態されているが、アルファベットや数字、日本語を組み合わせて「在宅パターン」や「ターゲットの属性」を表現しているのだ。
例えば、代表的なものになるが、下図で表示してみよう。

基本マーキング解読表_阿部作
こうして隠語的な情報は、さらに下記のような使われ方をする。
「MF20-6」と書かれていれば、「男性あり」「家族で暮らす」「20時から6時が就寝などねらい目」という意味になる。
他にも、玄関の枠にテープが貼ってあったり(出入りがあるかをチェックしている)、敷地にゴミを置く(防犯対策をしているか)など、ことマーキングと言っても、様々な手法がある。
見つけたらどうするか?
見つけたらどうするか、迷わず消す、掃除をするのが正解だ。ケースによっては以前の住人に対して行われたものもあるだろうが、侵入者にとって、それは関係が無いことだから、不意に侵入者と出くわす可能性すらある。相手は犯罪者である。間違っても話せばわかるとは思わないことだーーー(『伝説の探偵』2026年5月23日号より一部抜粋。続きをお読みになりたい方はぜひご登録ください。初月無料でお読みいただけます)
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image by: 『伝説の探偵』








