栃木強盗殺人事件の実行犯はたった16歳。現役探偵が暴く「闇バイト最新手口」と、誰でも狙われる「マーキング」の恐怖

Geminiに作ってもらったイラスト
 

犯罪者の下見「マーキング」を見破る

トクリュウにしろ、空き巣にしろ、こうした犯罪では、ほぼ必ずと言っていいほど、下見をしているのだ。

そして、下見の代表的な方法がマーキングだ。

1. マーキングがされやすい「5大スポット」

マーキングは、住人が普段じっくり見ないものの、犯行グループにとっては「郵便配達や点検を装って自然に近づける場所」に施される。

Geminiに作ってもらったイラスト

Geminiに作ってもらったイラスト

①郵便ポスト(最頻出):敷地外から怪しまれずに触れるため、最も狙われる。(側面や底面、フタの裏側など)。
②インターホン:住人は「ボタン」以外触らないため、側面や底面のサイン。
③表札:隅っこや裏側に極小のシールや傷。
④ガスメーター・電気メーター・屋外配管:検針員を装って近づけるため、最も大胆な文字が書かれやすい場所。
⑤玄関ドアの枠・上部:ドアホンの死角になる上部の隙間などに、チョークやペンで書かれることがある。

2. マーキングの種類と「暗号の意味」

使われるマーキングは、一見すると「ただの汚れ」「子供のいたずら書き」に見えるよう擬態されているが、アルファベットや数字、日本語を組み合わせて「在宅パターン」や「ターゲットの属性」を表現しているのだ。

例えば、代表的なものになるが、下図で表示してみよう。

基本マーキング解読表_阿部作

基本マーキング解読表_阿部作

こうして隠語的な情報は、さらに下記のような使われ方をする。

「MF20-6」と書かれていれば、「男性あり」「家族で暮らす」「20時から6時が就寝などねらい目」という意味になる。

他にも、玄関の枠にテープが貼ってあったり(出入りがあるかをチェックしている)、敷地にゴミを置く(防犯対策をしているか)など、ことマーキングと言っても、様々な手法がある。

見つけたらどうするか?

見つけたらどうするか、迷わず消す、掃除をするのが正解だ。ケースによっては以前の住人に対して行われたものもあるだろうが、侵入者にとって、それは関係が無いことだから、不意に侵入者と出くわす可能性すらある。相手は犯罪者である。間違っても話せばわかるとは思わないことだーーー(『伝説の探偵』2026年5月23日号より一部抜粋。続きをお読みになりたい方はぜひご登録ください。初月無料でお読みいただけます)

この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ

登録して活動を応援する

 

 

image by: 『伝説の探偵

阿部泰尚この著者の記事一覧

社会問題を探偵調査を活用して実態解明し、解決する活動を毎月報告。社会問題についての基本的知識やあまり公開されていないデータも公開する。2015まぐまぐ大賞受賞「ギリギリ探偵白書」を発行するT.I.U.総合探偵社代表の阿部泰尚が、いじめ、虐待、非行、違法ビジネス、詐欺、パワハラなどの隠蔽を暴き、実態をレポートする。また、実際に行った解決法やここだけの話をコッソリ公開。
まぐまぐよりメルマガ(有料)を発行するにあたり、その1部を本誌でレポートする社会貢献活動に利用する社会貢献型メルマガ。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料で読んでみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 阿部泰尚メルマガ「伝説の探偵」 』

【著者】 阿部泰尚 【月額】 ¥550/月(税込) 初月無料! 【発行周期】 毎月 9日・23日(祝祭日・年末年始を除く) 発行予定

print
いま読まれてます

  • 栃木強盗殺人事件の実行犯はたった16歳。現役探偵が暴く「闇バイト最新手口」と、誰でも狙われる「マーキング」の恐怖
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け