デマや嘘を平然と垂れ流す「女安倍晋三」としての一面も
他にも、たとえば回答の賛否が最も接近している設問でも同じです。閣議決定だけで殺傷能力のある武器の輸出を可能にしてしまった政策について、毎日新聞の世論調査では「賛成」が40%、「反対」が49%ですが、こちらもあたしが確認した限り、すべての媒体で「反対」が「賛成」を上回っています。テレビ東京の世論調査では「賛成」が38%、「反対」が55%でした。それなのに、同じ調査での内閣支持率は、どの媒体も漏れなく過半数なのです。
つまり、あたしたちの日常生活に関わる重要な問題から、こうしたイデオロギー的な問題に至るまで、そのどちらの面でも高市内閣の政策は全体的に国民から「低評価」なのです。そして、それなのに、何故だか内閣支持率だけは高いというわけです。そこであたしは「高市支持者が高市氏の政策を知らなかった」という選挙時の事実を挙げて、これが高い内閣支持率の要因ではないかと推測したわけです。
もちろん、これだけでも十分に問題ですが、あたしがさらに問題だと思っているのは、高市首相の場合、この不思議な状況が政策のみに留まっていないという点なのです。高市氏と言えば、総務相時代の「電波停止」発言を始めとして問題発言の量販店ですが、特に酷いのがデマや嘘を平然と垂れ流すという「女安倍晋三」としての一面です。
安倍晋三氏の国葬に批判が殺到した時には「SNS上の批判の大半は隣りの大陸からのもの」と何の根拠もないデマを「日本会議」の講演会で垂れ流し、その発言を信じてSNSで流した自民党議員を謝罪に追い込みました。他にも高市氏は1つずつ挙げたらキリがないほどの嘘をつき続けて来ましたが、そうした嘘が明らかになっても、高市氏を支持する人たちは屁とも思わないのです。
普通、自分の支持する政治家が嘘ばかりついていたら、こんな人物など信用できないと支持をやめそうなものですが、あの嘘製造機だった安倍晋三首相にも支持者がいたように、高市首相の支持者も安倍首相の支持者と同じ「宗教的支持者」なので、教祖様の嘘など何とも思わないのです。もはや世界中がドナルド・トランプ化し始めたと思ったほうが良いのかもしれません。
そして、どんなに嘘をついても支持者が減らないことに気づき始めた高市首相は、もはや、あらゆることが自分の人気と支持率でどうにでもなると変な自信をつけてしまったようです。たとえば、高市首相の公設第一秘書で、高市事務所の所長でもある木下剛志氏が、昨年の自民党総裁選と今年2月の衆院選で、ライバルだった小泉進次郎氏や野党をボロクソに誹謗中傷する「ネガキャン動画」作戦に関与していたと週刊文春がスクープしました。
この報道に対して、高市首相は知らぬ存ぜぬで説明責任から逃げ回った挙句、5月11日の国会では「週刊誌の記事を信じるか、秘書を信じるかというと、私は秘書を信じます」と言いました。このニュース映像を観たあたしは、一国の首相というよりも、統一教会の韓鶴子やオウム真理教の麻原彰晃のような印象を受けたのです。理屈や常識など関係なく、自分さえ信じていれば「地球温暖化も嘘になる」というドナルド・トランプの宗教的フレーバーです。
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