松本日奈
料理家。レシピ開発やケータリング、お弁当づくり(ひな弁)などの活動のほか、不定期で焼き菓子を販売する店「fuwako(フワコ)」を運営。余らせがちな食材の活用法や季節の保存食、手間を省いたつくりやすいレシピが人気を集めている。
料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、手軽につくれる「冷や汁」をご紹介します。
あじの代わりに「ツナ」でつくってみたところ…
娘が夏休みに入り、毎日のお弁当づくりからはしばらく解放されますが、悩ましいのはお昼ごはんづくり。気づけば、いつも同じものをつくっている……。
ささっとつくれて、栄養価も高く、さらりと食べられるけど満足感のあるものを考えて、思いついたのが「冷や汁」です。
本来ならば、あじの干物を焼いてほぐし、ごまとともにすり鉢ですって出汁でのばすという手間のかかる料理ですが、あじの代わりにツナを使ってみたところ、おいしい!
食欲のないときでもサラサラと食べられるひと品ですよ。
ツナの冷や汁

<材料(2人分)>

・ツナ…50g(缶でもパウチでも)
・豆腐…1/2丁ほど(お好みの量)
・味噌…大さじ1強
・水…150mlほど
・白だし…大さじ1
・すりごま…大さじ1
・きゅうり…1/2本
・大葉…4枚
・みょうが…1本
<つくり方>

1. きゅうりとみょうがは輪切り、大葉は千切りにする。ツナは汁気をきる(ツナの残り汁はあとで使うので取っておく)。

左が汁気をきったツナ、右が味噌
2. 汁気をきったツナと味噌を、一緒にアルミホイルの上に広げる。

3. トースターやグリルを使って焼き目がつくまで焼く。

4. ボウルに焼き目のついたツナと味噌を入れる。ツナの汁気も加え、水を少しずつ入れながら泡立て器などで混ぜてなじませる。

5. 白だしを加え、きゅうり、みょうが、大葉、すりごまを入れる。豆腐はちぎって入れ、混ぜる。

6. よく冷やしていただく。ごはんや麺にかけても。
焼いたツナと味噌の香ばしさがポイント
冷や汁は、焼いたあじの香ばしさがおいしさのポイントですが、このレシピではツナと味噌を焼くことで香ばしさが出て、それが旨味になっています。
今回は麦味噌を使いましたが、お好みの味噌でかまいません。
よく冷やしていただくこともポイント。よりさっぱり食べたいときは、梅酢や梅干しのたたいたものを混ぜるのもおすすめです。
ごはんはもちろん、そうめんやうどんの麺類にもとても合います。
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