若手に聞いてみた
この数か月間、会計士業界で会うメンバーに食べログのプレミアムサービスに入っているか聞いてみましたが凄いことが分かってきました。
つまり、出世コースにある若手は驚くほど高確率でこのサービスに登録していました。
こうした、出世コースのメンバーは活発に人々と交流したり、合コンを主催したりして日常的にお店を探しています。
逆に、社交性が足りなかったり、特徴がない感じの若手はほとんどがプレミアムサービスに登録していませんでした。
彼らはむしろ飲み会の幹事仕事を避けているのかもしれませんけど、上司としても経験不足っぽくて頼りないので大切な会食のセッティングを任せるわけにはいきませんよね。
こうして、僕の感覚ですが「食べログのプレミアムサービスを利用しているか否か」は、見事に勝ち組・負け組のリトマス紙の機能を果たしていると思いました。
食べログのプレミアム会員はユーザー全体の1%弱とのことですが、要するにこれは情報への投資能力を測れるのだと思います。
読者の皆さんはこれを機に、食べログのプレミアム会員になり、チームや同期との合コン、それから先輩のお店探しをどんどん手伝いましょう。
良い情報源にはお金を払って入手していかなければダメだと思います。
日本人には形のあるものにしか対価を支払わない層も多いですが、知識や情報が価値源泉な時代に適応できていないと言わざるを得ません。
…ビッククライアントの新進気鋭のシニアや、上に気に入られている同期もきっと食べログのプレミアム会員に登録していることでしょう。
『六本木の公認会計士いきぬき(生き抜き)』 176号より一部抜粋
【176号の目次】
1.食べログ有料会員の格差に思ったこと
■ 会食セッティング能力の侮れなさ
■ 若手に聞いてみた
■ 食べログのつまらなさ
2.下っ端の底
■ 「会計士なのに普通車か」
■ 「都内の移動が地下鉄」
■ 「お昼の予算は1,000円なんてな」
■ 底から落ちないで
3.サロン内に入れるかどうか
■ パートナーになっても鼻垂れです。
■ 御爺さんに可愛がられる才能の大切さ
著者/JoJoの奇妙な公認会計士
事業会社、ベンチャー企業を経て大手監査法人へ。採用担当やIPO担当、大企業の主査業務を経験後にアドバイザリーチームに移籍。さまざまな業界とつながりを持つ著者のメルマガは具体的ですぐに使えるビジネスヒントに満ち溢れている。
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