自分では努力しているつもりでも、人生が一向に好転しない…。そんな状況にある方は、人間関係の整理を考えるのも一つの手のようです。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ』では著者の佐藤しょ~おんさんが、人間関係が人生に与える影響を解説するとともに、自分を取り巻く人間に関して「付き合うに値するか否かの判断基準」をレクチャーしてくださっています。
人間関係を整理する
人生って人との繋がりでできているから、誰と繋がって、誰とお付き合いをするのかというのは死活的に重要になるんです。
で、現在のあなたの人生がイマイチだというのなら、自分の周りの人間関係を確認し、必要に応じて整理する必要があるんです。なんだか高飛車な話に聞こえますよね、人間関係を整理しろって。これって要するに、人によっては縁を切ってしまえって言ってるわけですから。
そんな乱暴なことはできないよと、多くの人は考えるのですが、そうやってズルズルと付き合っている人から、悪いエネルギーをもらってしまうことで、今のショボい人生を送る羽目になっているとしたらどうします?
特に、
▼ 長年の付き合いだから
▼ 近い関係だから
▼ 同期だから
▼ 近所に住んでいるから
▼ 親族だから
みたいな、あなたが能動的に付き合うと決めたわけでは無いのに、いつの間にかお付き合いがスタートしていたみたいな関係は、一度そのようなしがらみを横に措いて、付き合うに値するかどうかを検証することが必要だと思いますよ。
今すぐドラスティックに縁を切ってしまえと言っているのではなく、付き合うことでお互いにどのような影響を及ぼし合うのかを考えようねと言っているんです。人間関係こそ、惰性で、無思考、無批判の状態でダラダラと続いてしまいがちで、そこから受ける影響をゼロベースで考える人なんてほとんどいないんですよ。だからこれは効くんです。
尤も、人生が良い方向に変化する時には、自動的に日常生活で付き合う人のメンバーが入れ替わるんです。今まで近しい関係で、頻繁に会っていたのに、ふと気付いたらもう2年間全く会っていないみたいなことが起こります。
ですから今のリストを確認、検証して、
● 3年前に比べて、メンツがガラッと入れ替わってるな
という人は、良い方向か悪い方向かは分かりませんが、人生が激変しつつあるということです。
3年前も、5年前も、そして10年前もほとんどメンツが入れ替わっていないのであれば、あなたが成長していないということなんですよ。人間関係なんてあなたの成長に合わせて変化するのが当たり前なんですから。
そして変化していないという人のために、この裏ワザが存在しているんです。人間関係を整理し、付き合う人を能動的に取捨選択することで、人生のレールを無理矢理ねじ曲げようというワザなんですから。
その検証で外すべき人とは、
● 直近の3年間で、与えても与えられてもいない関係の人
なんです。つまり、その人が自分の周りにいようがいまいが、お互いの人生に影響を与えていない人で、それなのに時間を使ってしまう人なんですね。だったら何のために会ってるわけ?ということになるんですよね。これこそ惰性で関係が続いているだけ、というケースの典型例です。
そんな人に時間を使ってもお互いに何も良いことは起こりませんから、その時間を別な人に使うべきなんですよね。そうしたら次に考えるべきことは、誰に時間を使うべきかということになるわけです。
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