子供が「思わず言ってしまった言葉」を後悔しないために親ができること

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毎回さまざまな育児のお悩みに答えている無料メルマガ『幸せなお母さんになる為の子育て』。今回は著者のパピーいしがみさんが、『小学生の息子がお友達と喧嘩をして運動会に参加したくないと言い出した…』という、あるママさんからの相談にのっています。

本心でない言葉

こんばんは。パピーいしがみです。

今日は「本心でない言葉」についてお話ししたいと思います。

友達とケンカをしてしてる時に、つい本心でない言葉を発してしまい、その後、自分が言ってしまった言葉に「まずかったな」「どうしよう」と後悔してしまう事は良くあります。

例えば「もう遊ばない!」「絶交だ!」とか、「お前なんていなくなれ!」とか、もっとひどい言葉を言ってしまうこともあります。

本当はそこまでの気持ちは無くても、口をついて出てしまって、その時は怒っているから平気でも、冷静になった時に「ああ、あんなこと言っちゃって、もう合わす顔がない」のように後悔してしまいます。

それで子供自身がその「本心でない言葉」を悔やんで「もう学校行けない」となってしまうこともあります。

ご相談を頂いたのはくまさん。くまさんからは以前に

「私が常にイライラ、主人や息子に小言が多く夫婦関係もケンカが絶えず、主人も私も息子に怒鳴っており、怒る時には手が出てしまうこともありました。

いつしか息子も学校生活でケンカが多くなり、休み時間も一人で過ごすようになってしまいました。

子供は登校前に腹痛や頭痛を訴えお休みする事も度々…」

というご相談を頂いたことがありました。でも今は「家族の雰囲気が変わってきたように思います」とご報告頂くようになって、8歳の息子さんも、放課後にゴールキーパーにさせられて我慢していたのを「順番にしてほしい」とか「できないなら遊ばない」など言えるようになって、たくましくなってきた…とご連絡を頂いていました。

そんな時、ちょっとトラブルがあったようです。こんなご相談でした。

相談させてください。

運動会が行われるのですが「僕、リレー選手になりたい」と選手決めの前夜は普段より早く就寝し元気一杯のぞみ、見事選ばれ喜び一杯で帰宅してくれました。

一昨日、息子が声をかけリレーの練習する事になり、息子含めリレー選手4人の男の子が集まり練習したようですが、息子ともう一人の子は一生懸命練習して、他2人はすぐにふざけて遊びはじめてしまったようで、泣いて怒って帰宅しました。

帰宅するなり「運動会出たくない、休む、あのメンバーで勝っても嬉しくない」と泣き、私は理由もちゃんと聞かずつい「お休みはできないよ」と言ってしまいました。また休む事になったらと思い、とっさに口をついて出てしまいました。

その後「一緒に練習できず悲しかったね」など聞いているうちに落ち着いてきましたが「リレー選手にならなければ良かった」「補欠の子に代わってもらう」「練習しないことに僕怒っちゃったから…」と息子。

日頃、お友達の良いところを話してくれるので、伝えてみたら?あなたが楽しそうに走ってみたら?と言ってみましたが、どう声をかけてあげれば良かったのでしょうか。

と、こんな内容でした。

以前の息子さんでしたら「リレーメンバーになりたい」と努力することもなかったとは思うのですが、今、縄跳びや、サッカー、今回のリレーメンバー選出などで向上心が高まっている息子さんには、他の子の真面目にやろうとしない姿勢にカチンときちゃったんでしょうね。

ですが友達とのいざこざは、あって良いことだし、こういう事を経験しながら成長していきます。そこで私はこんな風にお返事しました。

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