朝は眠いし気分が乗らないし…そのままダラダラ仕事を始めて気がつけばお昼。しわ寄せが後からやってきて残業! なんて地獄のような毎日を送っていませんか? メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんは、ある「儀式」を行うことで朝からエンジン全開で仕事ができるそうです。その方法を特別に教えてくださいました。
エンジンを掛ける儀式を持つ
誰しも会社に着いて仕事をスタートさせる瞬間は気分が重いものですし、それこそエッコラショと腰を上げないと動き出せなかったりするものです。私はサラリーマン時代も、そして今も、こういう時の対応策というか、独自のエンジンの掛け方を身に付けているので、本当に自然にスムーズに始動が出来るようになっています。それは言葉にしたら簡単なことで、仕事を始めるための儀式を作るだけなんです。
儀式というと、祭壇を立てて灯明に火を灯すみたいな怪しいものをイメージする人がいると思うんですが、私がサラリーマン時代にやっていたのは、「オフィスコーヒーを準備すること」だったんですね。は? こんなのが儀式になるのか? それがなるんですね。
私は会社で1番か2番目に出社するくらい朝が早かったんですが、そうするとオフィスコーヒーは入っていないんですね。前日の夕方に片付けてそのままになっているんですから当たり前です。それをセットして10杯分のコーヒーを淹れる、そしてそのうちの1杯をゴクリと飲む、これだけでこころのスイッチが入って仕事モードになれるんです。
そんなことをやっても仕事モードになれないよ、という人は騙されたと思って半年間毎日続けて下さい。これ、儀式が儀式として機能するためには最低でも3ヶ月の期間が必要です。それくらい毎日続けると、
コーヒーを淹れる→一口飲む→即仕事をスタートさせる
という流れを身体が記憶しますから。そうしたら自動的に頭は仕事モードに切り替わるんです。
ここで大事なことは、コーヒーを飲んだらすぐに仕事をスタートさせるということ。ここでスポーツ新聞を読んだり、雑談をしたりしたら全く意味ありませんから。これは習慣化の訓練ですから、ルーティーンとしてやるのです。だからこれを「儀式」と呼ぶのです。
今の私は、朝の修行→1時間の瞑想→仕事という流れが確立していて、午前中は機械的に仕事が出来る身体になっています。
こういうのも工夫をして、自分で試行錯誤をしないと身に付かないんです。朝って、仕事をするのがダルいよなあ、ついついネットを見て時間を潰しちゃうよなあ、と気付いたら、「しからば何か対策を練らねば」って発想にならないとダメなんです。